帰省ラッシュ本番——長距離運転を安全に乗り切るための最終チェック
2026/08/12
お盆の帰省ラッシュが本格化する時期です。今日から明日にかけて移動される方も多いと思います。
出発前の最終確認と、道中の注意点をまとめます。
出発前・5分でできる最終チェック
① タイヤの空気圧と溝
長距離運転で最も重要な点検項目です。
空気圧が不足したまま高速道路を走ると、タイヤが波打つように変形して発熱し、バースト(破裂)の原因になります。
給油のついでに「空気圧を見てください」と伝えるだけでOK。溝の残りとひび割れも同時に確認しましょう。
溝が3mm以下なら、雨天時の制動距離が大きく伸びます。
② エンジンオイル・冷却水
ボンネットを開けて、オイルゲージとリザーバータンクを確認してください。
- オイルが「MIN」に近い → 補充を
- 冷却水が「LOW」を下回っている → 補充を
夏の渋滞はオーバーヒートが起こりやすい条件が揃います。
③ ライト類の点灯確認
家族に見てもらいながら、ヘッドライト・ブレーキランプ・ウインカーがすべて点くか確認を。
ブレーキランプ切れは自分では気づきにくく、追突される危険があります。
④ ワイパーとウォッシャー液
夏はゲリラ豪雨に遭遇する確率が高い季節です。拭きムラがないか、ウォッシャー液は出るか確認してください。
車に積んでおくと安心なもの
- 飲料水(渋滞対策・オーバーヒート時にも)
- モバイルバッテリー(ロードサービスを呼ぶスマホの電池切れ防止)
- ブースターケーブルまたはジャンプスターター
- 保険会社・ロードサービスの連絡先メモ(スマホが使えない状況への備え)
渋滞を避けるための時間帯
下り(帰省)のピーク: 午前中(6時〜12時)
上り(Uターン)のピーク: 午後〜夜(14時〜20時)
渋滞を避けるなら:
- 早朝5時前に出発する
- 夜21時以降に移動する
1日ずらすだけで渋滞がほぼないということも実際にあります。日程に融通がきく方は、これが最強の対策です。
長距離運転で疲れないコツ
① 2時間に1回は休憩する
「まだ大丈夫」と思っても、体は疲労しています。2時間ごとに車を降りて、軽く体を動かすだけで疲労の蓄積が変わります。
② シートポジションを見直す
ハンドルを持ったとき肘が軽く曲がる位置、ペダルを踏み込んでも膝に余裕がある位置に。
腰とシートの間に隙間があれば、タオルやクッションで埋めると腰痛予防になります。
③ こまめに水分を取る
夏場は車内でも脱水になります。トイレを気にして水分を控えると、かえって集中力が落ちます。
④ 眠気を感じたら、すぐ止まる
「あと30分で着く」が最も危険です。 SA・PA・コンビニで15分仮眠を取るだけで、驚くほど回復します。
渋滞にはまったときの対策
① 燃料は早めに入れる
渋滞中は燃料消費が読みづらくなります。残り半分を切ったら給油が原則です。
② トイレの計画を立てる
お盆期間のSA・PAのトイレは行列ができます。余裕を持って立ち寄るのが正解です。
③ 後席の体調に気を配る
前席のエアコンは効いていても、後席まで冷気が届いていないことがあります。
特に小さなお子さん・高齢の方がいる場合は、こまめに確認してください。
お盆ならではの注意点
普段運転しない人が多く走っています。
年に数回しか運転しない方、慣れないレンタカーの方——予測しにくい動きをする車が増えます。 車間距離を普段より多めに取ってください。
そして、往路より復路の方が事故リスクが高いと言われています。帰りは特に余裕のあるスケジュールを組んでください。
安全に、いいお盆をお過ごしください。「出発前に見てほしい」というご相談も承っています。
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