自社ローンの支払いが遅れた場合、ご自身にどんな影響が出るのでしょうか。

取り立てや車両の回収など、どのような仕打ちを受けるのか詳しくご紹介します。

自社ローンの支払いに遅れた場合

さまざまなパターンが考えられるのでケース別に紹介していきます。

３か以内の支払い遅れの場合

自社ローンの支払いが３日以内程度の場合、電話での催促、LINEやメールでの催促、支払い予定日の調整、振り込みの確認などが一例として行われます。

３日程度の遅れで、かつ契約者から連絡を入れている場合であれば、取り立てや車両の回収はあまり無いと思われます。

しかし、連絡が無い場合は即日に弁護士介入という事例もありますので、支払いが遅れそうな場合はまず販売店に相談することをお勧めします。

自社ローンは信販会社や金融機関とは異なっており、販売店、販売店スタッフなどとお客様との信頼関係があって成り立つ契約ですので。信用を無くすような対応は控えた方が懸命です。

１ヶ月程度の支払い遅れの場合

自社ローンの支払いが１ヶ月遅れた場合、電話での催促、LINEやメールでの催促に加え、車両の回収、残額の一括請求、弁護士の介入など厳しい対応が行われる可能性があります。

車を回収され失うだけでなく、残りのローンの支払いを、損害賠償請求される可能性が非常に高いので大きなそんしつとなってしまいます。

こちらも、先に販売店に相談し支払いサイクルの改善など相談に乗ってくれる販売店も多いのでまずは連絡が必要ということです。

今月の支払いを待ってほしいという方もいらっしゃると思いますが、そうなってしまうと翌月の支払いが厳しくなり滞る可能性も上がるため可能な限り払う方がいいのでは無いかと思います。

自社ローンの支払いが遅れると信用機関への影響はあるか？

自社ローンは各販売店の審査基準も設けているため、支払いが遅れても信用機関には影響はありません。

しかし、今の時代はブラック情報の共有をするサイトや、一般社団法人自社ローン協会が行っている自社ローンの信用情報共有などもありますので、次に自社ローンで車を購入しようとしても調査するとバレてしまうので、しっかりと完済させることが大切です。

自社ローンの支払いが遅れてからの取り立て連絡

実際の事例

これまで支払いは毎月、遅れずに行っていました。

しかし、今月の支払いが急な出費により厳しくなってしまいました。

ひとまず販売店へ相談の電話し、１０日ほど遅らせてもらうことが出来ました。

安心してしまったのか、支払い期日にすっかり忘れてしまっていて催促の電話をもらいました。

遅らせていただいたのにも関わらず、忘れてしまっていたので信用を失うこととなってしまいました。

すぐ、販売店へ行き、遅れていた分をその場でお支払いさせてもらってひとまず事なきを得ました。

車が無くなってしまうと、出勤することができないので次からは遅れないよう注意しています。

１ヶ月の支払い遅れの対応ケース

実際の事例

どうしても支払いのお金の工面が出来ず、仕事も忙しかったため１ヶ月遅れてしまいました。

電話での催促もあったものの、仕事のせいにして無視をしていました。

その後、１週間もせずに弁護士から厳しい内容の手紙が届きました。慌てて、販売店へ連絡をさせていただいたところ車両を返すか、支払いを続けるかの選択をさせていただけたので何とか車を回収にはならなかったものの信頼を裏切る形での結果になってしまったので、今は支払い日には連絡してお支払い済みの報告を毎月させてもらっています。

自社ローンの支配計画はしっかりと立てましょう

自社ローンの支払い遅れのケースはさまざまで、待ってくれる販売店、待ってもらえない販売店があります。

ほぼ全ての契約で、車両は回収されてもローンは残りますので、まずは支払いが遅れないこと、遅れそうであれば

事前の相談をして相談に乗ってもらいましょう。

無理をした支払い計画にならないよう契約時に確認をすることや、支払える内容の車種にするなどしておくことをお勧めいたします。

皆様のカーライフが充実したものになるよう願っております。