カーマッチマガジン
【愛車の寿命を伸ばすためのセルフ点検ポイント】
2025/08/18
日頃から愛車を大切に扱うことで、車の寿命は大きく変わります。ディーラーや整備工場での定期点検も重要ですが、オーナー自身が日常的にセルフ点検を行うことで、トラブルを未然に防ぎ、長く快適に乗り続けることができます。ここでは、愛車の寿命を延ばすためのセルフ点検ポイントを分かりやすくまとめました。
1. エンジンオイルのチェック
- 役割:エンジン内部を潤滑し摩耗を防ぐ
- 確認方法:オイルゲージで量と汚れをチェック
- 注意点:黒ずみや金属粉が混ざっていたら早めに交換
2. 冷却水(LLC)の点検
- 役割:エンジンの温度を一定に保つ
- 確認方法:リザーバータンクの規定範囲を確認
- 注意点:濁りやサビがあれば点検を依頼
3. タイヤの空気圧と溝の深さ
- 役割:安全性と燃費を左右
- 確認方法:月に1度、適正値をチェック
- 注意点:溝が1.6mm以下なら交換必須
4. バッテリーの状態
- 症状:エンジンのかかりが悪い、ライトが暗い
- 確認方法:バッテリー液量や端子のサビを点検
- 交換目安:3~5年
5. ワイパーとウォッシャー液
- 役割:雨天時の視界確保
- チェック方法:拭き残しがある場合はゴム交換
- 注意点:ウォッシャー液の補充を忘れずに
6. ライト類の点灯確認
- 対象:ヘッドライト、ブレーキランプ、ウインカー
- 確認方法:夜間や壁に車を寄せて点灯チェック
- 注意点:LEDでも光量低下が起こるため要点検
7. ブレーキの効きと異音
- チェック方法:踏み込み時の感触・異音を確認
- 注意点:キーキー音や効きが甘い場合は整備が必要
8. 車体の外観と下回り
- 確認ポイント:ボディの傷やサビ、下回りの腐食
- 対策:洗車・防錆処理を定期的に行う
- 特に注意:融雪剤を使用する地域はサビが発生しやすい
9. 定期的な走行チェック
- 目的:エンジン内部のカーボン蓄積防止、バッテリー充電
- 方法:月に数回、長距離や高速道路走行を行う
まとめ
愛車の寿命を延ばすためには、日々のセルフ点検が欠かせません。特別な工具や知識は必要なく、誰でも実践できるものばかりです。小さな異常を見逃さないことが、結果的に大きな修理費用を防ぐことにもつながります。
もし点検中に不安を感じたり、異常が見つかった場合は、専門スタッフによる点検・整備をおすすめします。愛車を長く快適に乗り続けるために、ぜひお気軽にカーマッチまでお問い合わせください。
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