カーマッチマガジン
オレンジガードレール
2021/10/29
いざというときにわたしたちを守ってくれるものでもあるガードレール。普段はあまり気にかけることはないかもしれません。一般的には白のイメージが強いかと思いますが、全国には様々な色のガードレールがあることはご存知でしょうか。
山口県の県道には、オレンジ色のガードレールがあります。
これは1963年の山口国体開催にあたって、山口県で何か特色のあるものを作ろうと考えるなかで、県道のガードレールを県特産の『夏みかん』の黄色にしようという発想でできたそうです。
僕はこのことを知らなかったので、なんか注意喚起でオレンジにしてるのかと思ってました。ここは危ないぞ、みたいな。あと、オレンジのガードレールはどこにでもあるのかと思っていましたので、事実を知ったときにはちょっと驚きましたね。オレンジのガードレールは当たり前なことだったので。
色を変えてもありなのか?と思ったのですが、調べてみると、ガードレールの色は法的に決められていないそうです。というより、「防護柵の色彩は、地域の特性に応じた適切な色彩を選定することが原則である。」と書かれていて、結構自由な取り決めになっています。実際全国には緑のガードレールがあったり、茶色のガードレールもあるらしいです。普段はあまり注目されないガードレールですが、みなさんたまには気にかけてあげてください。
ちなみにタイトルの「オレンジガードレール」ですが、同名で山口県出身の芸人さんがいらっしゃいます。この機会に覚えて頂ければうれしいです。