「2台持ちを1台に減らす」と年間いくら浮く?——維持費見直しのリアル計算
2026/07/18
前回は「2台目を持てるか」を計算しましたが、今回は逆です。
「夫婦で2台持っているが、家計が厳しいので1台に減らすか迷っている」という方のために、1台減らすと実際いくら浮くのかを計算します。
前提条件
減らす対象の車:軽自動車(ローン返済は完済済み・維持費のみかかっている状態)
1台減らすことで浮く年間コスト
| 項目 | 年間の金額 |
|---|---|
| ガソリン代(月8,500円) | 約10万2,000円 |
| 任意保険(月5,000円) | 約6万円 |
| 自動車税 | 1万800円 |
| 車検積立(月3,000円) | 約3万6,000円 |
| 消耗品・メンテナンス | 約2〜3万円 |
| 年間合計 | 約23〜24万円 |
ローン完済済みの軽自動車でも、維持しているだけで年間約23〜24万円かかっています。月換算で約2万円です。
駐車場代がかかっている場合(月5,000円なら年6万円)は、年間約29〜30万円になります。
ただし、「浮くお金」だけで判断すると失敗します
1台減らした場合、これまで2台でカバーしていた移動を1台+代替手段でこなす必要があります。代替手段のコストも正直に見積もりましょう。
代替手段のコスト目安:
- バス・電車の定期代:月5,000〜1万5,000円
- タクシー利用(月2〜3回):月3,000〜6,000円
- カーシェア・レンタカー(月1〜2回):月3,000〜8,000円
代替コストが月1万円かかるなら、実際に浮くのは年間23万円ではなく年間約11万円です。
1台化に向いている家庭・向いていない家庭
1台化しやすい家庭:
- 夫婦どちらかの職場が電車・バス・自転車で通える
- 在宅勤務が中心になった
- 2台目の使用が「週1回の買い物だけ」など低頻度
- 職場・スーパー・学校が生活圏内にまとまっている
1台化が難しい家庭:
- 夫婦とも車通勤で、方向・時間帯がバラバラ
- 子どもの送迎が毎日あり、時間が重なる
- 公共交通機関がほぼない地域に住んでいる(利府・富谷の郊外など)
宮城の郊外エリアでは「1台化したら生活が回らなくなった」というケースも現実にあります。浮く金額と失う利便性を、両方数字にして比べることが大切です。
「古い2台」を「新しめの1台」に集約する選択肢も
2台とも古くなっている場合、「2台を売却して、状態の良い1台に乗り替える」という方法もあります。
2台分の売却額を頭金に充てられるため、月々の負担を抑えながら、車検・修理リスクの少ない1台に集約できます。
「うちの場合はどうなるか計算してほしい」という方は、2台の車種・年式・使い方をLINEで教えてください。一緒に計算します。
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