「車のローンと奨学金返済が重なる方」への自社ローン——現実的な判断基準

「奨学金の返済があるのですが、自社ローンは使えますか」という相談を受けることがあります。

若い世代を中心に奨学金の返済を抱えながら車が必要な方は多いです。今日は奨学金返済がある場合の自社ローンの考え方を数字で整理します。



奨学金の返済は「他の借入」と同様に扱われる


自社ローンの審査では、奨学金の月々の返済額も「他のローン返済」として合算して判断します。

消費者金融への返済と同様に、月々の収入に対する総返済額のバランスを確認します。



奨学金返済者の典型的なケースでシミュレーション


ケース①:手取り月収16万円・奨学金月々1万5,000円返済・一人暮らし

固定支出の整理:
家賃:45,000円
食費:30,000円
光熱費・通信費:15,000円
奨学金返済:15,000円
その他生活費:10,000円
合計:115,000円

自由に使えるお金:45,000円

車のローン返済に使える金額の目安(収入の20%以内から奨学金を引く):32,000円-15,000円=17,000円以内

60回払いで選べる車両価格の目安:約70〜80万円程度

維持費(月々約1万4,000〜1万7,000円)を合わせると月々のトータルコストは約3万1,000〜3万4,000円。

自由に使えるお金45,000円の中に収まりますが、生活の余裕は少なめです。


ケース②:手取り月収18万円・奨学金月々1万6,000円返済・実家暮らし

実家暮らしのため家賃負担なし。

固定支出の整理:
家賃:0円
食費・生活費(家への貢献含む):30,000円
光熱費・通信費:10,000円
奨学金返済:16,000円
その他生活費:10,000円
合計:66,000円

自由に使えるお金:114,000円

車のローン返済に使える金額の目安:36,000円-16,000円=20,000円以内

60回払いで選べる車両価格の目安:約85〜95万円程度

実家暮らしの場合、家賃がかからない分、車のコストに充てられる金額が大きくなります。

「実家暮らしで奨学金返済がある」という方には、現実的な範囲で車を持てるケースが多いです。



奨学金の繰上返済と車の購入、どちらを優先すべきか


「奨学金を繰上返済してから車を買うべきか、今すぐ車を持つべきか」という判断は、奨学金の金利と自社ローンの金利の差で考えることができます。

奨学金の金利は一般的に年率0〜3%程度(無利子・有利子によって異なる)です。自社ローンの金利は年率10〜20%程度が多いです。

この差を考えると、「低金利の奨学金を繰上返済するより、先に高金利の自社ローンを早期完済する」ことを意識した方が、長期的なコストを抑えやすいケースがあります。

「奨学金と車のローン、どちらをどう扱うべきか」という疑問もLINEで相談できます。




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