ブレーキの「鳴き音」は危険サインか——音の種類別に原因と対処法を解説

「ブレーキを踏むと、キーキーという音がする」という経験がある方は多いです。

でも、この音がいつも危険なサインとは限りません。今日はブレーキの鳴き音の種類別に、原因と対処法を整理します。



ブレーキが鳴く原因は大きく3つ


原因①|ブレーキパッドの摩耗

最も多い原因です。ブレーキパッドには「ウェアインジケーター」と呼ばれる金属製の部品が付いており、パッドが一定量摩耗するとこの部品がブレーキローターに当たって「キーキー」という音が鳴る仕組みになっています。

つまり「キーキー音はブレーキパッドの交換時期を知らせるサイン」でもあります。

この音が継続的に聞こえるようになったら、早めにブレーキパッドの点検・交換を検討してください。

ブレーキパッドの交換費用の目安は、工賃込みで前輪2輪分で約8,000〜2万円程度です。


原因②|雨・朝露によるローターの表面錆

雨の日の翌朝や、長時間駐車した後にブレーキを踏むと「シャリシャリ」「ゴーゴー」という音がすることがあります。

これはブレーキローター(ブレーキパッドが当たる鉄製の円盤)の表面に薄い錆が発生しているためです。

数回ブレーキを踏むうちに錆が取れて音が止まれば、問題ありません。

音が長時間続く場合は、別の原因が考えられるため点検をおすすめします。


原因③|ブレーキパッドの種類・品質による鳴き

社外品(純正品以外)のブレーキパッドに交換した場合、素材の特性でブレーキ時に音が出やすいものがあります。

「以前は鳴らなかったのに、パッド交換後から鳴くようになった」という場合は、パッドの種類が原因の可能性があります。

使用上の問題はない場合も多いですが、気になる場合は点検を受けてください。



「キュルキュル・ゴリゴリ」という音は要注意


「キーキー」という音と違い、「キュルキュル」「ゴリゴリ」「ガリガリ」という金属同士がこすれるような音がする場合は、ブレーキパッドが完全に摩耗してなくなっている可能性があります。

この状態でブレーキを踏み続けると、ブレーキローター(高額部品)まで削れてしまい、修理費用が大幅に増加します。

「ゴリゴリ音」がする場合はすぐに点検に来てください。



ブレーキに関する費用の目安


ブレーキパッド交換(前輪2輪):約8,000〜2万円
ブレーキパッド交換(前後4輪):約1万5,000〜4万円
ブレーキローター交換(前輪2輪):約2万〜5万円

ブレーキパッドを放置してローターまで削れた場合、パッドのみの交換より3〜5万円以上多くかかることがあります。

早めの対応がコストを抑えることにつながります。

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