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自社ローンの審査落ちの原因は?審査落ちの対策や注意点を解説
2023/11/10
自社ローンは、審査に通りやすいといわれていますが、条件によっては審査落ちする場合もあります。この記事では、自社ローンの審査落ちの原因と、審査落ちを防ぐための対策や注意点について解説します。また、そもそも自社ローンとは何、オートローンとの違いについてもご紹介します。
自社ローンで審査落ちすることはある?
自社ローンは、中古車販売店独自の審査基準で審査を行います。CICなどの指定信用情報機関に照会をしないため、過去の借入や返済履歴が審査に影響しません。これにより、過去に金融事故を起こしていても、審査通過の可能性が上がります。
ただし、自社ローンの審査では、反社会勢力や生活保護受給者などの属性が考慮されます。そのため、これらの属性に該当する場合は支払い能力がないとみなされ、審査に落ちることもあります。
そもそも自社ローンとは?
自社ローンとは、中古車販売店が独自に提供する分割払いサービスです。
信販会社を通さずに中古車販売店が独自の審査基準で審査するため、早ければ数時間程度で審査結果が出ます。また、ローンの申し込みから購入手続きまで、すべて販売店で完結するため、納車までの手続きがスムーズに行われます。
自社ローンとオートローンの違いは?
【自社ローン】
自社ローンは、信販会社を通さず、中古車販売店独自の審査基準で審査をするため、信用情報機関に登録されている信用情報は審査の対象になりません。
そのため、過去の支払い状況などでブラックリストに載っていても、審査に通りやすいのが特徴です。
【オートローン】
ディーラー系カーローンや銀行系マイカーローンなどオートローンは、信用情報機関に登録されている信用情報を審査の対象とします。
そのため、過去に債務整理や任意整理、自己破産、支払い遅延などの金融事故を起こしている場合、審査に通らない可能性が高くなります。
自社ローン・審査落ちの原因は?
収入証明ができない
自社ローンの審査基準のひとつに、安定した収入を証明できるかどうかが含まれます。そのため、アルバイトやパートで収入が少なくても、収入証明書があれば、審査に通る可能性はあります。ただし、収入証明が取れない場合は、安定した収入がないものと判断され、審査に落ちる可能性があります。
収入証明とは、勤務先や事業所から発行される、収入を証明する書類です。一般的に、給与明細書や源泉徴収票、確定申告書などが収入証明として認められます。
収入に見合わない車を選ぶ
車両価格は、車種やグレード、装備によって大きく異なります。収入に見合わないような車両価格の高い車を選んでしまうと、ローンの借入額が多くなり、審査に落ちてしまう場合があります。
保証人がいない
中古車販売店によっては、保証人が必須の場合もあります。保証人とは、ローンの返済が滞った場合に、代わりに返済をしてくれる人です。保証人がいれば、販売店はローンの返済が滞った場合でも、保証人に請求することができます。そのため、保証人がいない場合は、審査に落ちる可能性があります。
車の使用用途
自社ローンの審査基準のひとつに、車の使用用途も含まれます。車の使用用途が仕事や生活で必要性が高い場合、審査に通る確率は高くなります。例えば、通勤や通学、仕事で車を使用する必要がある場合、「車の使用が生活に必要不可欠である」と判断するため、審査を有利に進めることができます。
一方、車の使用用途が遊びや趣味の場合、「車の必要性が低い」と判断されるため、審査に落ちる可能性があります。
自社ローン・審査落ち対策ポイント
虚偽申請をしない
自社ローンの審査では、申込者の信用度を重視して審査が行われます。そのため、虚偽申請をすると、信用度が下がり、審査に落ちてしまう可能性があります。
虚偽申請とは、申込書や口頭で虚偽の情報を申請することです。具体的には、以下のような情報が虚偽申請に該当します。
● 勤務先や勤続年数
● 年収
● 借入状況
● 車の使用用途
自社ローンの審査に落ちないようにするためには、虚偽申請をせず、正確な情報を申告することが大切です。また、審査の際には、申込書や口頭で矛盾や不自然な点がないか、確認するようにしましょう。
収入に見合った車を選ぶ
「審査落ちの原因・収入に見合わない車を選ぶ」でご説明したように、車両価格は、車種やグレード、装備によって大きく異なります。
ローンの借入額は、月々の返済額や総返済額に影響するため、収入に見合った車を選ぶことで、審査が通りやすくなる可能性があります。
頭金を用意する
頭金とは、車を購入する際に現金で支払う、自己資金のことです。頭金を支払うことでローンの借入額が減り、月々の返済額や総支払額が抑えられます。頭金を用意することで借入額が少なくなり、審査に通りやすくなる可能性があります。
保証人をつける
「審査落ちの原因・保証人がいない」にもあるように、中古車販売店によっては、保証人が必須の場合もあります。保証人を立てることで、ローン契約者の返済能力を高く評価してくれるため、審査が通りやすくなる可能性があります。
保証人には、親や配偶者、親族などを立てるのが一般的です。保証人になってくれる人がいない場合、保証会社の利用を検討してみましょう。
自社ローンの注意点
金利の代わりに手数料がかかる
自社ローンでは、金利がつかない代わりに、保証金などの手数料がかかる場合があります。これは、ローン会社や販売店が、ローンの貸倒リスクを回避するために、保証金などの担保を求めるためです。具体的には、保証金や事務手数料などがかかる場合があります。
車の所有権は販売店になる
自社ローンで車を購入した場合、車の所有権は販売店になります。そのため、ローン支払い中は、車を売却することができません。諸事情で車を手放す場合は、残りのローンを一括で返済することになります。
新車の種類が少ない
自社ローンを提供している自動車販売店は、中古車販売店が主流です。新車を扱う自社ローン販売店もありますが、選べる新車の種類が少ない傾向にあります。
自社ローンの審査が不安な方はカーマッチにご相談を!
自社ローンは、販売店が独自の審査基準で融資を行うため、過去の支払い状況などでブラックリストに載っていても、審査に通りやすいのが特徴です。しかし、販売店の審査条件によっては、高額の融資が受けられない場合もあります。
カーマッチでは、審査基準が比較的柔軟な信販会社と提携しています。この信販会社では、信用情報を参照せずに審査を行うため、他社で審査に落ちてしまった方でも審査に通る可能性が高まります。さらに、自己破産経験者や債務整理中、無職の方でも審査を受けられる点が特徴です。
カーマッチでは、お客様に安心してお車をご提供するために、お客様一人ひとりのご状況に合わせた自社ローンのプランをご提案しています。
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