カーマッチマガジン

タイヤの空気圧チェック、実は超重要!

2025/08/07

車のキホン


安心して走るための大切なポイントを解説します。


はじめに

車のタイヤの空気圧は、見た目には分からないもの。しかし、クルマの安全性、燃費、走行性能に直結する重要な要素です。このブログでは、空気圧チェックの理由やポイント、方法、頻度などをわかりやすく解説します。


1. なぜ空気圧チェックが重要なのか?

安全性の確保

空気圧が低いと、タイヤの変形やたわみが増え、走行中の安定性が損なわれます。直進安定性やカーブでのグリップが低下し、ブレーキ距離の延長にもつながります。逆に、高すぎるとタイヤが硬くなり、接地面が減って滑りやすくなることもあります。

燃費への影響

適正な空気圧で走行していると、転がり抵抗が小さくなり、燃費効率が向上します。逆に低圧だと、燃料消費が増加しガソリン代の無駄にもなります。

タイヤ寿命の延長

空気圧が適正であれば、タイヤの摩耗が均一になり、偏摩耗のリスクが減ります。不均一な摩耗による早期交換を防ぎ、長期間安心して使えます。

快適な乗り心地

適正圧ならば衝撃吸収性が高まり、乗り心地が良くなります。過不足な空気圧は振動や乗り心地の悪化を招くこともあります。


2. 空気圧チェックの適正な頻度は?

  • 推奨は月に1回、あるいは長距離ドライブの前
  • 季節の変わり目(春〜夏、秋〜冬)にもチェックを
  • 外気温差で空気圧が変化するため、こまめなチェックを勧めます。

3. チェックの手順とポイント

  1. 冷間時に測定
    走行後すぐは空気が熱で膨張しているため、冷えた状態(走行後2~3時間以上放置)で測りましょう。
  2. 車両指定空気圧を確認
    ドア開口部、燃料蓋裏、または取扱説明書に記載されたメーカー指定圧(例:前輪220 kPa/後輪200 kPa)を基準にします。
  3. 圧力計具を使用
    ガソリンスタンドのレバー式空気圧計器や、携帯用のデジタルゲージを使用。信頼できる計器を選ぶことが大切です。
  4. 必要なら空気の補充・抜き取り
    指定より低ければ空気補充、高すぎれば抜き取りを実施。適正圧への調整が肝要です。
  5. バルブキャップ装着
    測定後は忘れずにバルブキャップを締め、ゴミや水分の混入を防ぎましょう。

4. チェック時に注意すべき点

  • 季節による変化:寒冷地や冬場は空気が収縮し圧が低くなりがち。夏は逆に高くなり過ぎるリスクあり。
  • 特殊な状況:荷物満載や高速走行、牽引時には指定より若干高めにすることもあります(取扱説明書参照)。
  • タイヤの状態確認:空気圧チェック時には、タイヤのヒビ、摩耗、裂け、異物刺さりなども併せて目視で確認しましょう。

5. 空気圧だけに頼らず、タイヤ管理も総合的に

  • タイヤローテーション(前後/左右入れ替え)
  • タイヤバランス調整
  • ホイールアライメント(整列調整)

これらを定期的に行うことで、空気圧チェックの効果を最大限に活かせます。


6. 実際の体験談

「月に1回チェックを始めたら、燃費が10%以上向上しました!」
「旅行前に点検しておいて、本当に安心してドライブできました」

こうした声も多く、身近な工夫で大きな効果が得られます。


まとめ

タイヤの空気圧チェックは、想像以上に重要な安全策です。

  • 安全性確保
  • 燃費向上
  • タイヤ寿命の延長
  • 快適な乗り心地

これらを守るために、月1回を目安に、冷間時で正しいプロセスに沿ってチェックする習慣を身に付けましょう。


不安な方やご質問がある方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください!
安心・安全なカーライフをサポートします。

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