カーマッチマガジン

車酔いになってしまったときの対処法

2022/01/14

その他

楽しいはずのドライブなのに、クルマに酔ってしまうのではないかと不安を感じる方や、実際にいつも気分が悪くなってしまう方もいらっしゃるかと思います。 車酔いを防ぐために薬を事前に飲まれる方もいらっしゃるでしょうが、それでも車酔いを引き起こしてしまうこともあります。いざ車酔いになったときの対処法を知っておけば長時間の車移動であっても安心して旅行やドライブを楽しむことができるでしょう。本記事では「車酔いになってしまったときの対処法」を紹介します。

サングラスをかける・目をつぶる

車の速度に視覚が追い付いていかないと脳が混乱して、車酔いになる可能性があります。この場合は、濃いサングラスをかけたり、目をつぶって視界を遮りましょう。

ツボを押す

実は、乗り物酔いに効くといわれているツボがいくつか存在します。

「翳風(えいふう)」

耳たぶの裏の、耳たぶと骨のでっぱりの間にあるくぼみ。

効果:平衡感覚をつかさどる部分全般に効くとされ、乗り物酔いの予防効果が期待できます。

「侠谿(きょうけい)」

足の薬指と小指の付け根の間の、薬指寄りの凹んだ部分。

効果:めまいや頭痛、耳鳴りなどに効果が期待できます。

「築賓(ちくひん)」

足の内側のくるぶしからひざの方へ向かって指5本分のところ。

効果:不快感、嘔吐感、などに効果が期待できます。

「内関(ないかん)」

手のひらを上に向けた状態で、手と手首の境目にあるしわの真ん中から指3本分ひじ側へ進んだところ。

効果:平衡感覚を正常にする、胃の不快感や吐き気を和らげる、二日酔い改善に効果が期待できます。

「外関(がいかん)」

手のひらを下に向けた状態で、手の甲と手首の境目にあるしわの真ん中から指3本分ひじ側のところ。内関の反対側。

効果:自律神経を整える作用、疲労回復や頭痛改善に効果が期待できます。

梅干しを食べる

唾液を沢山出すことで、車酔いの原因である三半規管のバランス感覚を整えてくれます。また梅干しは酸味があるので、胃のむかつきにも効果的です。

炭酸水を飲む

炭酸に含まれるアルカリ成分が、胃と自律神経を整えてくれると言われています。そのため、胃がむかつく時にオススメです。ただし、レモンやオレンジの柑橘系入りはやめましょう。胃酸の分泌を誘発する働きがあるので、車酔いの時には逆効果。そのため、柑橘系の果汁が含まれていないものを選ぶようにしてください。

今回は、車酔いした時の対処方法からおすすめの酔い止め薬、車酔いが起こるメカニズムについて解説しました。

車酔いは、平衡感覚を司る三半規管に異常が起きることによって発生する自律神経の失調のひとつです。長時間のドライブ前は体調を万全にしておきましょう。