カーマッチマガジン

【自社ローンの審査に落ちる人の特徴と対策法】

2025/06/25

自社ローン

マイカー購入を検討する際、クレジットやオートローンの審査に不安を感じる方に人気なのが「自社ローン」です。

カーマッチなど一部の中古車販売店では、自社で独自にローンを提供しており、銀行や信販会社を通さずに車の購入が可能です。今回は、その便利な自社ローンの"審査"について、落ちてしまう人の特徴と、審査に通るための対策法をご紹介します。


■自社ローンとは?

自社ローンとは、中古車販売店が自ら提供する分割支払い制度で、信販会社を使わずに販売店と購入者が直接契約を交わします。信用情報に不安がある方や、過去に金融事故を起こした方でも利用できる場合があるため、「セカンドチャンスローン」とも呼ばれることがあります。


■自社ローン審査に落ちる人の特徴

以下のような特徴を持つ方は、審査に通らないケースが多いです。

【1】収入が安定していない
アルバイトや日雇い、派遣など、収入にバラつきがある方は返済能力を疑問視されやすいです。ローンは長期にわたる支払いが前提なので、毎月安定して返済できることが求められます。

【2】連絡がつかない・書類提出に不備がある
審査中に連絡が取れなかったり、必要書類の提出が遅れたり不備があったりする場合、「信用が低い」と判断される原因になります。

【3】居住実態が不明確
住民票の住所と実際の居住地が異なっていたり、転居が頻繁だったりすると、居住の安定性が疑われる可能性があります。販売店としては、連絡が取れなくなるリスクを避けたいのです。

【4】過去の自社ローンで延滞履歴がある
信販会社と異なり、自社ローンの延滞情報は社内で共有されている場合が多く、同じ系列の店舗で再度申し込んでも断られることがあります。


■審査に通るための対策法

自社ローンは比較的審査が柔軟とはいえ、以下のポイントを押さえることで、通過率を高めることができます。

【1】収入証明と雇用形態をしっかり提示
給与明細や源泉徴収票、雇用契約書など、安定した収入があることを証明できる書類を準備しましょう。契約社員や派遣でも、定期的な収入があれば可能性はあります。

【2】必要書類を正確に・迅速に提出
住民票、運転免許証、収入証明などの必要書類は、不備なく速やかに提出することで、誠実さや信用度を高められます。

【3】家族や保証人の協力を得る
どうしても信用面に不安がある場合は、保証人を立てることで審査が通りやすくなります。親族や同居の家族に協力を仰ぎましょう。

【4】正直に相談する
販売店の担当者に対して、正直に現状を伝え、どのようにすれば通りやすくなるか相談することが大切です。無理に良く見せようとするより、誠実な対応のほうが評価されます。


■まとめ

自社ローンは、信用情報に不安がある方にもチャンスを与える制度ですが、"誰でも通る"わけではありません。収入の安定性や連絡の確実性、誠実な対応がカギとなります。審査に不安がある方も、事前にしっかりと準備し、販売店に相談することで道が開けるはずです。