カーマッチマガジン
これからの季節に気をつけたい!車のエアコンのにおいとその対処方法
2025/05/02
春から夏にかけて気温が上がり、車のエアコンを使う機会が一気に増えてきます。ところが、いざエアコンをつけてみると「なんだかカビ臭い」「ムッとするようなにおいがする」といった経験をされたことはありませんか?
特に中古車をご購入された方や、しばらく車に乗っていなかった方にとって、この“エアコンのにおい問題”は非常に気になるポイントです。今回は、車のエアコンから発生する不快なにおいの原因と、その対処法、そして予防策について詳しくご紹介いたします。
エアコンのにおいの主な原因
エアコンのにおいの多くは、エバポレーターと呼ばれる部品に発生するカビや雑菌が原因です。エバポレーターはエアコンの冷却を担う重要なパーツですが、冷気によって発生した結露(水分)がたまりやすく、湿気とホコリ、花粉、皮脂などが混ざることで菌の温床となってしまいます。
その結果、カビ臭や酸っぱいようなにおいが吹き出し口から漂い、不快感を引き起こします。特に湿度の高い梅雨時期や夏場は、菌の繁殖が活発になるため、においも強くなりがちです。
においの対処法
1. エアコン内部のクリーニング
最も効果的なのが、プロによるエアコン内部の清掃です。エバポレーターの洗浄を行うことで、カビや雑菌の元を根本から除去できます。市販のエアコン洗浄スプレーでもある程度の効果はありますが、やはり専用の工具と薬剤を使ったプロの手による清掃が安心です。
2. エアコンフィルターの交換
エアコンフィルターもにおいの原因となることがあります。目に見えないホコリや花粉がたまっていることが多く、定期的な交換が必要です。一般的には1年または1万キロごとの交換が推奨されています。
3. 送風モードでの乾燥
エアコン使用後に送風モードで数分間運転し、内部を乾燥させることで結露によるカビの発生を抑えることができます。ちょっとした工夫ですが、においの発生防止に大きな効果があります。
4. 消臭剤・除菌剤の活用
車内専用の消臭・除菌スプレーを定期的に使うことで、エアコン内部だけでなく車内全体のにおいを軽減することができます。ただし、これはあくまで応急処置のため、根本的な解決にはクリーニングとの併用が望ましいです。
においの予防方法
においを防ぐためには、日ごろのちょっとした習慣が大切です。
- 駐車前にエアコンを切り、送風に切り替える
- 雨の日や湿気の多い日にはこまめに換気をする
- エアコンフィルターの定期交換を忘れない
- 車内の掃除をこまめに行い、ゴミや汚れをためない
これらを実践するだけで、においの発生を大きく減らすことができます。
中古車を扱う当店でもエアコン対策を実施中!
当店では、中古車をご購入いただいたお客様に、安心して快適にお乗りいただけるよう、納車前の車両に対しエアコン内部の除菌・消臭処理を行っております。また、ご希望のお客様にはエバポレーターのクリーニングやフィルター交換のオプションもご用意しております。
「車内がちょっとにおうな…」と感じたら、お気軽にご相談ください。専門のスタッフが丁寧に対応いたします。
お問い合わせはこちらから!
エアコンのにおいに関するご相談や中古車のご購入・整備に関するご質問など、どうぞお気軽にご連絡ください。お電話・メール・お問い合わせフォームより受け付けております。皆様のご来店を心よりお待ちしております!