レギュラー・ハイオク・軽油——ガソリンの違い、正しく理解していますか?
2026/07/20
「ハイオク車にレギュラーを入れたらどうなるの?」「軽自動車は軽油でいいんだよね?」——後者は危険な勘違いです。
燃料の基礎知識をわかりやすく解説します。
3種類の燃料の違い
レギュラーガソリン
最も一般的な燃料です。国産の乗用車・軽自動車の大半はレギュラー指定です。
ハイオクガソリン
「オクタン価」が高いガソリンです。オクタン価とは、エンジン内での異常燃焼(ノッキング)の起こりにくさを表す数値。
高性能・高圧縮なエンジンに対応するための燃料で、価格はレギュラーより1リットルあたり10円前後高くなります。
軽油
ディーゼルエンジン専用の燃料です。ガソリンとはまったく別の燃料で、価格はレギュラーより安めです。
【重要】「軽自動車=軽油」ではありません
給油の間違いで最も多く、最も深刻なのがこれです。
軽自動車の燃料はレギュラーガソリンです。 「軽」という名前から軽油と勘違いして給油してしまう事故が、毎年実際に起きています。
ガソリン車に軽油を入れて走行すると、エンジンが停止し、燃料系統の洗浄・最悪の場合エンジン修理で数万円〜数十万円の費用がかかります。
セルフスタンドが主流の今、初めて車に乗る方は特に注意してください。
ハイオク車にレギュラーを入れたらどうなる?
「ハイオク指定の車にレギュラーを入れると壊れる」と思われがちですが、現代の車の多くはノッキングを検知してエンジンを自動調整するため、即座に壊れることはほとんどありません。
ただし——
- 本来の出力・燃費が出なくなる
- 長期間続けるとエンジンに負担が蓄積する可能性がある
「ハイオク指定」の車には基本的にハイオクを入れてください。
なお「ハイオク推奨(レギュラー可)」という車もあり、この場合はレギュラーでも問題ありません。取扱説明書か給油口のフタの表記で確認できます。
逆に「レギュラー車にハイオク」は意味がある?
基本的に、レギュラー指定の車にハイオクを入れてもメリットはほぼありません。
「ハイオクを入れるとパワーが上がる・エンジンがきれいになる」と言われることがありますが、レギュラー指定エンジンでは体感できる差はほとんどなく、燃料代が上がるだけになりがちです。
中古車を買うときの確認ポイント
輸入車・スポーツグレード・ターボ車の一部はハイオク指定です。
燃料代はランニングコストに直結するため、購入前に指定燃料を必ず確認してください。
月1,000km・燃費15km/Lの場合、レギュラーとハイオクの差(約10円/L)は月約670円・年間約8,000円。小さくない差です。
当店では、ご提案する車の指定燃料・想定燃料代も含めてご説明しています。気になることは何でも聞いてください。
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