​台風シーズン到来!屋外駐車の車を守るために今すぐできる対策とは?


梅雨が明けるころから増えてくるのが、台風やゲリラ豪雨です。毎年のようにニュースで「強風による飛来物で車が破損」「冠水で車が動かなくなった」といった被害を目にします。
特に屋外に駐車している車は、台風の影響を直接受けやすく、事前の備えがとても重要になります。
「駐車しているだけだから大丈夫」
「今まで何もなかったから平気」
そんな油断が、大きな修理費用や思わぬトラブルにつながることもあります。
今回は、台風シーズンに向けて、屋外駐車の車を守るためにできる対策を詳しく解説します。愛車を守るために、ぜひ参考にしてください。
台風で車が受ける主な被害とは?
まず知っておきたいのが、台風時に車へ起こりやすい被害です。
台風の被害というと風をイメージしがちですが、実際には風・雨・飛来物・浸水など複数のリスクがあります。
① 強風による飛来物
最も多い被害のひとつです。
台風の強風では、普段は動かないような物まで飛ばされます。
例えば…
・植木鉢
・看板
・自転車
・ゴミ箱
・枝や木片
・トタン板
こうしたものが車にぶつかると、
・ボディのへこみ
・ガラス破損
・塗装傷
などの被害が発生します。
特にフロントガラスは一撃で割れることもあります。
② 大雨による冠水・浸水
近年増えているのが、大雨による浸水被害です。
短時間で大量の雨が降ると、
・道路が冠水する
・駐車場が水没する
・地下駐車場に水が流れ込む
といった危険があります。
車はある程度の雨には耐えられますが、水位がタイヤの半分を超えるあたりから危険度が上がります。
さらに床下まで浸水すると、
・エンジン故障
・電装系トラブル
・悪臭
・カビ発生
など深刻なダメージにつながります。
最悪の場合、修理不能になることもあります。
③ 塩害・サビ
海沿いの地域では塩害も注意です。
強風によって海水を含んだ潮風が飛び、車に付着すると金属部分がサビやすくなります。
サビは見えない部分から進行するため、気づいた時には修理費が高額になるケースもあります。
屋外駐車で今すぐできる対策
では具体的にどんな備えができるのでしょうか。
① 駐車場所を見直す
最も重要なのが駐車場所です。
もし移動できるなら、以下の場所は避けたいところです。
避けたい場所
・川の近く
・低い土地
・冠水しやすい道路沿い
・崖や斜面の近く
・古い看板の下
・大きな木の近く
逆におすすめは、
・立体駐車場
・屋根付き駐車場
・高台
・浸水ハザード外エリア
です。
可能なら台風接近前に、安全な場所へ移動させましょう。
② 周囲の飛びそうな物を片付ける
見落としがちですが非常に重要です。
自宅駐車場なら、周囲の飛散物をチェックしてください。
例えば、
・バケツ
・物干し台
・鉢植え
・工具
・脚立
・ゴミ箱
これらは強風で凶器になります。
「自分の物が自分の車を傷つける」ことも少なくありません。
台風前には必ず屋内へ移動しましょう。
③ ワイパーを立てる?実は注意
よく「台風前はワイパーを立てる」と聞きますが、実は注意が必要です。
強風時にワイパーを立てると、
・風で逆側に折れる
・アームが曲がる
・ガラスを傷つける
可能性があります。
最近はワイパーを立てない方が安全と言われるケースも増えています。
無理に立てず、車種や風の強さで判断するのがおすすめです。
④ ボディカバーは状況次第
「カバーをかければ安心」と思いがちですが、台風時は一概にそうとは言えません。
強風でカバーがバタつくと、
・ボディに擦り傷
・カバーが外れる
・飛んで周囲に迷惑
になる場合があります。
しっかり固定できないなら、むしろ使わない方が安全なケースもあります。
⑤ ガソリンは半分以上入れておく
意外に大事なのが燃料です。
台風後は、
・停電
・ガソリンスタンド渋滞
・物流遅延
が起きることがあります。
避難や移動が必要になる可能性もあるため、燃料は余裕を持っておきましょう。
EVの場合も充電残量を確認しておくと安心です。
⑥ 車内に防災グッズを置く
万が一に備えて、車にも防災用品を用意しておくと安心です。
おすすめは、
・飲料水
・モバイルバッテリー
・懐中電灯
・タオル
・簡易トイレ
・レインコート
特に災害時は通信手段が重要です。
スマホの充電対策は必須です。
台風通過後に確認したいポイント
台風が過ぎた後も油断は禁物です。
すぐ運転する前にチェックしましょう。
外装確認
・傷
・へこみ
・ガラス割れ
・ミラー破損
足回り確認
・タイヤ空気圧
・異物挟まり
・泥詰まり
下回り確認
冠水した場合は特に重要です。
泥やゴミが詰まっている場合があります。
冠水した車はエンジンをかけない
これは非常に重要です。
もし車が冠水した場合、絶対に自己判断でエンジンをかけないでください。
水を吸い込んでいる状態で始動すると、
・エンジン破損
・電装ショート
・修理費高額化
につながります。
まずはロードサービスや整備工場へ相談しましょう。
保険内容も確認しておこう
台風シーズン前に、自動車保険の補償内容を確認するのもおすすめです。
確認したいのは、
・車両保険の有無
・水災補償
・飛来物補償
・ロードサービス
「入っていると思ったら対象外だった」というケースもあります。
事前確認が大切です。
まとめ
台風は避けられませんが、被害を減らすことはできます。
今回のポイントをまとめると、
・安全な場所へ移動する
・飛ぶ物を片付ける
・浸水リスクを確認する
・燃料を確保する
・防災用品を準備する
これだけでも、愛車を守れる可能性は大きく上がります。
車は移動手段であるだけでなく、日々の生活を支える大切な存在です。通勤、買い物、家族とのお出かけ――車が使えなくなると生活への影響は想像以上に大きくなります。
台風の時期だからこそ、「まだ大丈夫」ではなく「今のうちに備える」という意識が重要です。
今年の台風シーズンも、安全第一で乗り切りましょう。大切な愛車とご家族を守るために、ぜひ今日からできる対策を始めてみてください。

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