エンジンオイルの「粘度」って何?——オイル交換で知っておくべき基礎知識

「エンジンオイルは定期的に交換した方がいい」とよく言いますが、オイルの種類や粘度について詳しく知らない方は多いです。

今日はエンジンオイルについて、知っておくべき基礎知識を整理します。



エンジンオイルの役割


エンジンオイルには、大きく4つの役割があります。

潤滑——エンジン内部の金属部品の摩擦を減らし、摩耗を防ぎます。冷却——エンジンの熱を吸収して循環させ、冷却を助けます。

洗浄——エンジン内部のカーボン(燃焼カス)などの汚れを取り除きます。防錆——エンジン内部の金属部品の錆を防ぎます。

オイルが劣化すると、これらの機能が低下してエンジンへのダメージが蓄積されます。最悪の場合、エンジンが焼き付いて走行不能になることがあります。



エンジンオイルの「粘度」とは何か


エンジンオイルのパッケージには「0W-20」「5W-30」「10W-40」といった数字が記載されています。これが「粘度」を表す表示です。

「W」の前の数字(0・5・10など)は低温時の粘度を示します。数字が小さいほど低温でも流れやすく、寒冷地・冬場の始動性が良くなります。

宮城のような寒冷地では、「0W」や「5W」の低温粘度が低いオイルが適しています。

「W」の後の数字(20・30・40など)は高温時の粘度を示します。数字が大きいほど高温でも油膜が厚く保たれ、エンジンの保護性能が高くなります。

車の取扱説明書に推奨粘度が記載されています。基本的には推奨粘度のオイルを使用することをおすすめします。



オイル交換の目安と費用


オイル交換の目安は、走行距離3,000〜5,000kmごと、または半年に1回が一般的です。

ターボエンジンの車や古い車は短めのサイクル(3,000km程度)での交換をおすすめします。

費用の目安は、工賃込みで2,000〜5,000円程度が一般的です。使用するオイルのグレード(鉱物油・部分合成油・全合成油)によって変わります。



オイルの量も定期的に確認する


エンジンオイルは交換だけでなく、量の確認も重要です。

ボンネットを開けると「オイルレベルゲージ」という棒状の部品があります。引き抜いてオイルの量と色を確認できます。

適正レベルに入っているか、オイルが真っ黒に汚れていないかを月に1回程度確認する習慣をつけましょう。

オイルが適正量より大幅に減っている場合は、オイル漏れやエンジン内部での消費(オイル上がり・オイル下がり)が起きている可能性があります。早めに点検を受けることをおすすめします。



中古車購入時はオイルの状態も確認する


中古車を購入する際は、エンジンオイルの状態も確認しておくと安心です。

オイルが真っ黒で汚れている場合は、長期間オイル交換をしていなかった可能性があります。

「購入前にオイルの状態を確認したい」という方は、来店時に一緒に確認します。気になることはLINEで気軽に聞いてください。




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