タイヤにも誕生日がある。しかもけっこう大事。溝があっても安心とは限りません。
2026/06/03
こんにちは、カーマッチ名古屋楠インター店です。
突然ですが、タイヤにも誕生日みたいなものがあるって知っていますか?
もちろん、タイヤがケーキの前でロウソクを吹き消すわけではありません。
「今年で3歳です」
「そろそろベテランです」
「まだ若手です」
みたいに自己紹介してくるわけでもありません。
でも実は、タイヤの横を見ると、いつ頃作られたタイヤなのかがわかる数字が刻印されていることがあります。
これ、地味に大事です。
中古車を見るとき、多くの人はタイヤの溝を見ます。
「まだ溝あるから大丈夫そう」
「ツルツルじゃないし、まだいけるでしょ」
そう思う方も多いです。
でも、タイヤは溝だけで判断すると危ないことがあります。
なぜなら、タイヤはゴムでできているからです。
ゴムは時間が経つと、少しずつ劣化していきます。
つまり、見た目はまだ頑張れそうでも、実は年齢的にはなかなかのベテランタイヤかもしれません。
今回は、そんなタイヤの横にある数字の見方について、わかりやすくお話しします。
タイヤの横にある数字で製造年週がわかる
タイヤの横側、いわゆるサイドウォールを見ると、いろいろな英数字が刻印されています。
サイズ。
メーカー名。
性能表示。
なにやら暗号みたいな文字列。
正直、初見だとだいたい呪文です。
「205/55R16」
「91V」
「DOT」
「なんか数字いっぱい」
車に詳しくない人からしたら、タイヤの横はちょっとした古代文字です。
その中に、タイヤがいつ頃作られたかを示す数字があります。
一般的に、2000年以降に製造されたタイヤでは、製造番号の下4桁で製造年週がわかります。最初の2桁が製造された週、後ろの2桁が製造された年を表します。たとえば「2412」なら、2012年の24週目ごろに作られたタイヤ、という意味になります。
つまり、タイヤは自分の年齢を横腹に書いているわけです。
人間だったらなかなかの個人情報です。
でもタイヤの場合は、かなり大事な情報です。
たとえば「2424」ならどう読む?
たとえば、タイヤの横に2424という数字があったとします。
この場合、前半の「24」は24週目。
後半の「24」は2024年。
つまり、2024年の24週目ごろに作られたタイヤという意味になります。
ざっくり言うと、2024年の6月ごろです。
では、1221ならどうでしょう?
前半の「12」は12週目。
後半の「21」は2021年。
つまり、2021年の12週目ごろに作られたタイヤということです。
このように、タイヤの横の数字を見ると、なんとなくタイヤの年齢がわかります。
タイヤにも履歴書があるんです。
しかも、自己PR欄なし。
ただただ数字で語るタイプです。
「製造年月日」ではなく「製造年週」
ここで少しだけ注意です。
タイヤの数字でわかるのは、厳密には製造年月日ではなく、製造年週です。
つまり、
「2024年6月12日生まれです」
みたいに、細かい日付までわかるわけではありません。
「2024年の24週目ごろに作られました」
という感じです。
誕生日というより、正確には誕生週ですね。
でもブログタイトルで
「タイヤにも誕生週がある」
と言うと、ちょっと地味です。
なので、ここでは親しみやすく
タイヤの誕生日みたいなもの
としてお話ししています。
タイヤさん、細かいことは許してちょーだい。
溝がある=安心、とは限らない
中古車を見に行くと、タイヤの溝を見る方は多いです。
これはとても大事です。
溝が少ないタイヤは、雨の日のブレーキ性能や排水性に関わるため、注意が必要です。
でも、もうひとつ見ておきたいのが年数です。
タイヤはゴム製品なので、使っていなくても時間とともに劣化していきます。日本自動車タイヤ協会も、使用開始後5年以上経過したタイヤはタイヤ販売店などで点検を受けること、また外観上使えそうに見えても製造後10年経過したタイヤは交換をすすめています。
つまり、溝が残っていても、年数が経っているタイヤは注意が必要です。
見た目は若作り。
でも実はけっこうベテラン。
タイヤ界にも、そういうことがあります。
「まだ溝あるじゃん」
と思っても、横の数字を見たら
「おお、なかなか先輩ですね」
となることもあります。
古いタイヤで気をつけたいポイント
古いタイヤで気をつけたいのは、年数だけではありません。
次のような部分も確認したいところです。
まずはひび割れです。
タイヤの側面や溝の中に細かいヒビが入っている場合、ゴムが劣化している可能性があります。
次に硬さです。
タイヤはゴムなので、古くなると硬くなりやすいです。
硬くなると、路面をつかむ力が落ちることがあります。
そして偏摩耗です。
一部だけ極端に減っている場合、空気圧や足回り、乗り方の影響が出ていることもあります。
タイヤは車と道路をつないでいる唯一の部分です。
エンジンが元気でも、ナビが最新でも、タイヤが不安だと安心して走れません。
車が地面に接しているのは、ほぼタイヤだけです。
つまり、タイヤは車の靴。
どれだけ服がかっこよくても、靴がボロボロだとちょっと心配ですよね。
車も同じです。
中古車選びではタイヤの年齢も見よう
中古車を選ぶとき、タイヤは意外と大事なチェックポイントです。
なぜなら、購入後すぐにタイヤ交換が必要になると、思わぬ出費になることがあるからです。
中古車本体の価格だけ見て
「お、安い!」
と思っても、あとからタイヤ交換が必要になると、結局コストが増えることがあります。
タイヤ4本交換となると、サイズや種類によって費用も変わります。
だからこそ、中古車を見るときは、
・タイヤの溝はあるか
・ひび割れはないか
・片減りしていないか
・製造年週は古すぎないか
・スペアタイヤやパンク修理キットも確認できるか
このあたりを見ておくと安心です。
「車両価格が安いかどうか」だけでなく、
買ったあとに安心して乗れる状態かどうか
も大切です。
タイヤはまさに、その代表です。
タイヤの数字はどこにある?
では、実際にタイヤの数字はどこにあるのでしょうか。
基本的には、タイヤの側面にあります。
ただし、製造番号はタイヤの片側だけに刻印されている場合があり、車に装着された状態では外側から確認できないこともあります。見えない場合は、無理にのぞき込まず、販売店や整備工場などに確認してもらうのが安心です。
タイヤの内側に刻印があると、外から見てもわからないことがあります。
そういうときに、車の下に頭を突っ込んで無理に見ようとするのはおすすめしません。
タイヤの誕生日を知りたい気持ちはわかります。
でも、自分が地面と仲良くなりすぎる必要はありません。
わからないときは、お店の人に聞けばOKです。
こんな中古車はタイヤも確認したい
特にタイヤを確認しておきたいのは、次のような中古車です。
まず、走行距離が少ない車。
「走行距離が少ないならタイヤも減ってないから安心」
と思うかもしれません。
でも、あまり乗られていない車でも、タイヤの年数は進みます。
駐車場に長く置かれていた車の場合、日光や雨、気温変化の影響を受けていることもあります。
次に、年式が古めの車。
車自体が古い場合、タイヤも古いままの可能性があります。
もちろん、途中で交換されていれば問題ないこともあります。
だからこそ、タイヤの製造年週を見ておくと参考になります。
そして、価格がかなり安い車。
安い理由はいろいろありますが、タイヤや消耗品の状態も確認しておきたいところです。
「安く買えた!」
と思った直後にタイヤ交換。
これはちょっと切ないです。
財布の中で小さなため息が出ます。
タイヤは“黒くて丸いだけ”じゃない
タイヤって、普段はあまり注目されません。
黒い。
丸い。
地面についている。
たまに空気を入れる。
そのくらいの存在感かもしれません。
でも実は、かなり重要です。
車の走る、曲がる、止まるを支えているのがタイヤです。
特に雨の日は、タイヤの状態が運転の安心感に大きく関わります。
溝があるか。
古すぎないか。
ヒビがないか。
空気圧は適正か。
こういう小さな確認が、安全につながります。
タイヤは無口です。
「そろそろ替えて」
とは言ってくれません。
でも、横の数字やひび割れ、溝の状態で、ちゃんとサインを出しています。
タイヤ界の寡黙な職人です。
まとめ:タイヤにも年齢がある。中古車選びでは見ておきたいポイント
タイヤの横には、製造年週を示す数字が刻印されていることがあります。
2000年以降のタイヤでは、一般的に4桁の数字で確認できます。
前半2桁が製造された週。
後半2桁が製造された年。
たとえば「2424」なら、2024年の24週目ごろに作られたタイヤという意味です。
タイヤは溝が残っていれば安心、とは限りません。
ゴム製品なので、時間が経つと少しずつ劣化します。
中古車を選ぶときは、車両本体だけでなく、タイヤの状態も見ておくと安心です。
溝。
ひび割れ。
偏摩耗。
製造年週。
このあたりを確認するだけでも、車選びの見方が少し変わります。
タイヤにも誕生日みたいなものがある。
しかも、それはけっこう大事。
次に車を見るときは、タイヤの横をちょっと見てみてください。
黒くて丸いだけだと思っていたタイヤが、急にプロフィールを持った存在に見えてくるかもしれません。
中古車選びに不安がある方へ
カーマッチ名古屋楠インター店では、中古車選びやお支払いの相談を受け付けています。
「車に詳しくないから不安」
「どこを見ればいいかわからない」
「ローン審査が心配」
「まずはLINEで相談したい」
そんな方も、お気軽にご相談ください。
車は、買って終わりではありません。
毎日の生活で安心して乗れることが大切です。
タイヤの数字みたいな小さな疑問でも大丈夫です。
気になることがあれば、まずはご相談ください。
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