「今度な」と何度言ったか、自分でも覚えていません

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「週末、子どもに『公園行こう』と言われて、また『今度な』って返してしまったんです」

「自分の声が、うんざりするくらい慣れていて」

最近、お客様とお話ししていると、こうした声をよく耳にします。

別に疲れ切っているわけじゃない。ただ、車のことを考えると、どこかに連れて行ってやる気力が、そっと削がれていく。

「今度な」と何度言ったか、自分でも覚えていません。でも、子どもは全部覚えています。

子どもの「うん」が、だんだん短くなっていった

先日、あるお父さんが、こんなことを話してくれました。

「土曜の朝、息子に『今日、公園行こう』って言われて、いつもの『今度な』が出たんです。そしたら息子が『うん』って、すごく短く返事をして、テレビの前に戻っていった」

「その背中を見たときに、ああ、もう何回目だろうって思って」

そう話してくれたとき、私たちはお話を遮らずに、ただ最後まで聞かせていただきました。

「今度な」「また今度な」「来月になったらな」。

夏休みには絶対どこか連れていってやる、と毎年思っている。海も、温泉も、河口湖も、ぜんぶ「いつか」のまま、季節が一つずつ過ぎていく。

自分の親父も、同じだった気がする。だから自分は違うはずだった、と思っていたはずなのに。

怒られるよりずっと怖かったのは、聞かれなくなったこと

そのお父さんは、続けてこう言いました。

「最近、息子がもう『今度っていつ?』って聞かなくなったんです」

「反抗されるなら、まだいい。怒られるなら、まだいい。一番怖かったのは、もう何も言わなくなったことでした」

子どもが「今度っていつ?」と聞かなくなったとき、怒られるよりずっと怖いと感じました。あれは、優しく諦められた音だったんだと思います。

「お父さんに頼んでも、たぶん、無駄」。その小さな結論が、子どものなかに静かに置かれてしまうこと。

反抗期や口論よりも、ずっと深いところで、何かが終わっていく感覚です。

胸の奥が重くなるのは、子どもが期待しなくなる日が、もう来てしまっているかもしれない、という予感のせいなのだと思います。

「車がない」じゃなくて、「動けない自分」が嫌だった

そのお父さんは、過去に一度、審査に落ちたことがありました。

「あれ以来、心が折れていて。また落とされたら、今度こそ立ち直れない気がして」

「だから動けなかった。動かなければ、傷つかないから」

聞きながら、私たちはこう感じていました。本当に重かったのは、車がないことじゃなかったのかもしれない、と。

車を買えないことが、親としての自分を小さくしていく。でも本当は、車の問題じゃなかったのかもしれません。

「今度な」と言ってきたのは、子どもにだけじゃなかった。自分自身にも、ずっとそう言い続けてきたんです。

「来月になったら考えよう」「もう少し落ち着いたら動こう」。自分への「今度な」が、外に漏れ出していただけだった。

そう気づいたとき、責めるべき相手は、たぶん、どこにもいませんでした。

動けない夜に、話を聞いてくれる場所があります

また断られるかもしれない。そう思ってLINEを打ちかけては消している方に、一つだけお伝えします。

公式LINEへの連絡は、審査の申し込みではありません。状況を聞かせていただき、できることとできないことを正直にお伝えするだけです。それで終わっても構いません。

送ってから起こること、3ステップ:

  1. 今の状況を一言送る――住んでいる場所・月々の上限・断られた経緯(覚えている範囲でOK)
  2. 私たちが内容を確認し、対応できるかどうかを正直にお伝えします
  3. 可能性があれば、頭金なし・保証人なしの範囲で一緒に形を探します。それで終わりでも構いません

深夜でも、書きかけで送ってもらっても構いません。

▶ 公式LINEで話してみる(24時間・一言からOK)

大きな約束は守れなくていい。小さな約束から戻していく

銀行は、数字で人を見ます。一方で自社ローンは、「信用される人かどうか」を見ています。

では、信用される人とは、どんな人でしょうか。

立派な収入の人ではありません。完璧な父親でもありません。言ったことを、口にした通りに、少しずつ守っていける人です。

そういう人が、まわりからも、自分自身からも、静かに信用を取り戻していくのを、私たちは何度も見てきました。

とはいえ、いきなり「夏休みに海へ連れていく」のような大きな約束を守るのは、難しいものです。大きな約束は、守れなくていいんです。

まずは、明日から守れる小さなものから、戻していきましょう。今日からできる小さな提案を、3つだけお伝えします。

① 土曜の朝、子どもと一緒にパンを買いに行く。

旅行も、遊園地も、ハードルが高いものです。でも、近所のパン屋やコンビニまで、子どもと2人で歩く10分なら、明日からでもできます。

大人になったとき、子どもが思い出すのは、案外こういう時間だったりします。「今度な」を、まず「明日の朝な」に変えるところから始めてみてください。

② 寝る前に、子どもの話を5分だけ最後まで聞いてみる。

テレビをつけたまま「うん、うん」と聞き流していた話を、今日は一度だけ、スマホを置いて目を見て聞いてみる。学校の話、好きなYouTubeの話、なんでもいいんです。

私たちも、正直に言えば、スマホを置けない夜があります。だから「毎日完璧に」ではなく、「今日だけ5分」でいいんです。子どもは、聞いてもらえたことを、思っているよりずっと長く覚えています。

③ 「今度な」と言いそうになったら、その場で日付を言う。

「今度な」は、口にした瞬間に、もう約束ではなくなります。でも「来週の土曜な」と言えば、それは約束になります。

守れる日付しか言わない。守れたら、次もまた小さな日付を言う。それだけのことから、親としての自分が、静かに戻ってきます。

「来週な」が「土曜な」に変わった、あるお父さんの話

カーマッチ山梨に来てくださる方の多くは、最初は「自分なんて」とおっしゃいます。

先ほどのお父さんも、最初は「もう審査なんて受けたくない」と、消え入りそうな声でLINEをくださいました。

けれど、ある日、こんな報告をくれたんです。

「先週末、息子と近所のパン屋に行きました。10分だけです。でも、帰り道に息子が『お父さん、来週も行こう』って言ってくれて」

「『今度な』じゃなくて、『土曜な』って返したんです。たったそれだけのことが、なぜか涙が出るほど嬉しかった」

その後、そのお父さんは、頭金なしで仕事用の車に乗り、子どもを河口湖に連れていく約束を、ちゃんと果たしました。

変わったのは、収入の額でも、車の有無でもありません。「守れる日付を言える人」になっていったこと。それが、子どもからの信用と、自分への信頼を、静かに連れて戻してきたのだと思います。

「今度」を「今週末」に変える。それだけのことが、ずっとできなかった。でも、車があれば、「今度」に期限がつきます。

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私たちは、ライフアドバイザーとして寄り添いたい

私たちカーマッチ山梨甲府昭和インター店は、ただ車を売るだけのお店でありたくないと思っています。

車を持つことは、生活全体を整えていくきっかけです。子どもとパンを買いに行く、寝る前に5分だけ話を聞く、守れる日付を口にする——そんな小さなことの積み重ねが、信用される自分を作っていきます。

もし今、「今度な」と言うたびに胸の奥が重くなっているなら、それは「あなたがダメな父親」だからではありません。少しだけ、約束のサイズを大きくしすぎていただけかもしれません。

新しい一歩を、私たちと一緒に探していきましょう。

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