自社ローンの「怖い」イメージを捨ててください。16号線で私が向き合っているのは、あなたと同じ「真っ当な人」ばかりです。
2026/02/03
夜、柏の街が静まり返る頃。私は今日お会いしたお客様一人ひとりの顔を思い浮かべながら、このブログを書いています。
最近、YouTubeやSNSの動画広告で「自社ローン」という言葉を目にする機会が増えました。そこにあるのは、どこか威圧的で、派手で、いわゆる「オラオラした」演出。まるで、ヤクザな商売か、あるいは特別な人たちだけが利用する場所のような、そんなイメージを植え付けている広告が目立ちます。
しかし、カーマッチ千葉柏店としてこの16号線沿いに店を構えて2年。
私が現場で、目の前で向き合い、共に頭を悩ませ、そして共に納車の喜びを分かち合ってきた方々の中に、そんな「広告の中の人物」のような人はいませんでした。
むしろ、事実はまったくの真逆です。
今日は、世間の偏見と「現場の真実」について、私の本音をお話しさせてください。
1. 「一度のつまずき」は、悪党の証ではない
私の店を訪ねてくださる方のほとんどは、どこにでもいる、ごく普通の、誠実な方々です。
毎日朝早くから夜まで仕事に励み、家族の将来を案じ、慎ましく、けれど真っ当に生きようとしている。そんな方々ばかりです。
では、なぜそんな方々が私の店に来るのか。
理由は、ほんの少しの「過去のつまずき」にあります。
• 若い頃、クレジットカードの仕組みをよく知らずに支払いを遅らせてしまった。
• 体調を崩し、数ヶ月だけ仕事ができなかった時期に、携帯代の引き落としが止まった。
• 奨学金の返済や、予期せぬトラブル……。
これらはすべて、誰の身にも、あなたの隣の人にも、あるいは私自身にさえも起こり得た「不運」や「不注意」に過ぎません。しかし、今の日本の金融システムは、この「一度のつまずき」に対して、あまりにも長い間、そしてあまりにも冷酷な拒絶を突きつけます。
「ローン審査、否決」
その無機質な返信一通で、どれほど多くの「真っ当な人」が、「自分はもう社会から認められていないんだ」と肩を落としてきたことか。私はこの2年間、その絶望を何度も見てきました。
2. 私が向き合っているのは、あなたの「今」と「これから」
大手広告にあるような「誰でも100%!」「ブラックOK!」という耳触りのいい言葉は、ある意味で失礼だと私は感じています。なぜなら、その言葉には、お客様のこれまでの苦労や、これから立て直そうとする決意への「敬意」が感じられないからです。
私は、あなたを単なる「属性」や「数字」では見ません。
私がお会いするのは、
「子供の部活の遠征に、車を出してやりたいんです」と少し照れくさそうに話すお父さん。
「新しい職場は駅から遠くて、車がないと生活が成り立たないんです」と必死な表情を見せる青年。
「親の介護で、どうしても小回りのきく車が必要で」と、自分を後回しにして頑張る女性。
そんな、真面目に、必死に生きている方々です。
そんな方々が、なぜ「怖い店」に行かなければならないのでしょうか。
そんなはずはありません。
私の母体である「株式会社ゲンキの平和堂」は、創業58期を迎えます。半世紀以上にわたってこの地で商売を続けてこられたのは、近隣の方々と誠実に向き合い、信頼を積み重ねてきたからです。その看板を背負っている私が、派手な演出や強引な商売など、できるはずがないのです。
3. 「普通の幸せ」を取り戻すための30分
このブログでもお伝えしてきた「作戦会議」。
これは、決してあなたを問い詰める場ではありません。
あなたが抱えている「過去の失敗という重荷」を、一度ここに置いて、これからどうやって「普通の、当たり前の幸せ」を取り戻していくかを話し合う、前向きな時間です。
• 今の収入で、無理なく返せる金額はいくらか。
• 車を持つことで、どれだけ生活が楽になり、収入が増えるのか。
• 数年後、完済した時に、あなたが再び「普通のローン」が組めるようになっているか。
温かいコーヒーを飲みながら、そんな話をします。
広告にあるような「オラオラ感」なんて、そこには一ミリもありません。
あるのは、一人の人間と、一人の店主が、真剣に未来について語り合う空気だけです。
4. 2年前の私に教えたいこと
柏で店を始めた2年前、私も少しだけ不安でした。「自社ローン」という言葉が持つ、少し特殊なイメージに、自分自身が飲み込まれてしまわないか、と。
でも、それは杞憂でした。
私を支えてくれたのは、他ならぬお客様たちでした。
「店長のおかげで、また家族で笑えるようになりました」
その一言をいただくたびに、私は自分の仕事が、決して特殊なものではなく、最も真っ当な「応援」なんだと確信できたのです。
私の店に来るお客様は、みなさん「真っ当」です。
ただ、人より少しだけ、人生のハードルが目の前にあるだけ。
そのハードルを、一緒に飛び越えるのが私の役割です。
5. 最後に:夜、一人で悩んでいるあなたへ
もしあなたが今、過去の失敗を恥じたり、世間の目を気にして相談を迷っているなら、どうか知ってください。
私の店にあるのは、あなたを裁く目ではありません。あなたの再出発を心待ちにしている、一人の店主の目です。
派手な広告のイメージを、どうか一度忘れてください。
16号線の小さな車屋には、あなたと同じように、毎日を懸命に生きる人たちのドラマが詰まっています。
あなたは、一人ではありません。
そして、あなたは、あなたが思っている以上に「真っ当」です。
明日の朝、陽が昇ったら、少しだけ軽い気持ちで連絡をください。
解決の道は、必ずあります。
打つ手は、無限。

