意外と知らない車の豆知識④

駐車時に意外と多い勘違い


「Pに入れてるからサイドブレーキはいらない」は本当?


オートマ車に乗っていると、

「P(パーキング)に入れているからサイドブレーキは使っていない」

という方、実はかなり多いです。


しかしこれは、車にとっても安全面でも大きなリスクがあります。


今回は、

Pレンジの仕組みと、サイドブレーキを併用すべき本当の理由を解説します。



そもそも「P(パーキング)」は何をしている?


Pレンジは、

**トランスミッション内部の「パーキングロック」**という部品で

タイヤの回転を物理的に止めています。


つまり、

「車を固定するためのギア」

「ブレーキの代わり」ではない


というのがポイントです。


実はこのロック、

非常に小さな金属部品ひとつで車を支えている状態なのです。



サイドブレーキを使わないと何が起きる?


① パーキングロックに負担が集中する


サイドブレーキを使わずPだけにすると、

車の重さ

坂道での負荷

駐車中の振動


これらすべてが

パーキングロック一点にかかります。


その結果、

Pから抜けにくくなる

「ガコンッ」と大きな音がする

ミッションの寿命を縮める


といった症状につながります。



② 坂道では特に危険


わずかな傾斜でも、

Pだけ → ロックに全荷重

サイドブレーキ併用 → 負担分散


安全性は大きく変わります。


特に、

自宅の駐車場

コンビニの出入口

立体駐車場


「平らに見えて実は傾いている場所」は要注意です。



正しい駐車の手順(AT車)


車屋さんとしてぜひ伝えたい、正しい順番はこちらです。

1. ブレーキを踏んだまま停止

2. サイドブレーキをかける

3. シフトをPに入れる

4. エンジンを切る


この順番を守るだけで、

ミッションへの負担軽減

Pレンジが固くなるのを防止

長く快適に乗れる


というメリットがあります。



「平地ならサイドブレーキ不要」は本当?


結論から言うと、

平地でもサイドブレーキは使うべきです。


理由は、

完全な平地はほぼ存在しない

地震・接触などの不測の動き

長期的なミッション保護


安全+車両保護の両面で意味があります。



実はサイドブレーキは「非常ブレーキ」でもある


名前の通り、

サイドブレーキ(パーキングブレーキ)は

万が一の時のブレーキでもあります。

フットブレーキが効かない

油圧トラブル

緊急時の減速


普段から使っていないと、

いざという時に咄嗟に使えません。



まとめ|P+サイドブレーキが「正解」

Pは「止めるギア」

サイドブレーキは「支えるブレーキ」

併用することで初めて安全になる


「Pに入れてるから大丈夫」ではなく、

「Pに入れた上でサイドブレーキ」。


これは、車屋さんだからこそ伝えたい大切な豆知識です。

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