意外と知らない車の豆知識③オートマ車のニュートラル「N」 ― 実はあまり知られていない“本当の使い方”
2025/12/08
こんにちは、秋葉原店の根本です!
意外と知らない車の豆知識3回目のテーマはオートマ車にあるニュートラルギアの使い方です!
オートマ車(AT車)に必ずあるシフトポジション
「P(パーキング)」「R(リバース)」「D(ドライブ)」。
多くの方が日常的に使っていますが、
「N(ニュートラル)」を正しく使えている人は意外と少ないのが現実です。
今回は、Nレンジの本来の役割や、使うべきシーン・使ってはいけない場面を詳しく解説します。
そもそも「N(ニュートラル)」とは?
Nは「エンジンの力がタイヤに伝わらない状態」です。
- エンジンはかかっている
- でも前にも後ろにも進まない
- マニュアル車でいう「ギアが入っていない状態」
つまり、**車は“自由に動ける状態”**になります。
この性質が、特定の場面でとても重要になります。
① 牽引(レッカー)される時は「N」が必須
意外と知られていませんが、
AT車を牽引する際は「N」に入れるのが基本です。
理由はシンプルで、
- Pのままだと → 駆動輪がロックされて動かない
- RやDだと → ミッションに大きな負担がかかる
そのため、
レッカー移動・押して動かす・洗車機に入れるといった場面では、
Nレンジが必要になります。

