カーナビの歴史を変えた!パイオニア「AVIC-Gシリーズ」と日本のナビ進化史

今では当たり前の装備となったカーナビゲーションですが、最初から現在のように便利だったわけではありません(*´-`)
今回は、日本のカーナビ史を語るうえで欠かせないパイオニア(カロッツェリア)のAVIC-Gシリーズを中心に、カーナビの進化の歴史をわかりやすく解説します♬

日本のカーナビは「地図表示」から始まった

初期のカーナビは、現在のGPSナビとは大きく異なり、自車位置を地図上に表示するだけのシンプルなものでした、、、

地図表示はノースアップ表示のみで、つまり南に走ると地図画面では、下に向かってスクロールしていました(^_^;)

もちろんルート検索機能は無く、今でこそ地図上に表示されているアイコンも存在していません(*´-`)

それでも初代のナビゲーション『AVIC-1』は4インチの液晶モニターとセットでなんとやく100万円!現在の10倍以上の価格だったのです。。。

それからだいぶ後に、ジャイロセンサーや車速パルスを使って位置を割り出し、自車の位置が正確になりました(๑˃̵ᴗ˂̵)

パイオニアが切り開いたカーナビ革命

1990年代に入り、パイオニアは「カロッツェリア」ブランドで本格的なカーナビ開発をスタート。その中核を担ったのが AVICシリーズ でした。

特に注目されたのが AVIC-Gシリーズ。当時としては珍しい高精細モニターと、操作性の良さで一気に人気モデルとなります。

AVIC-Gシリーズの特徴とは?

AVIC-Gシリーズは、

・見やすい地図表示
・音声によるルート案内
・CD-ROM(後にDVD)による地図データ

といった機能を搭載し、
「ナビは難しいもの」というイメージを大きく変えました。

当時は高級装備でしたが、ミニバンやセダンのカスタム定番アイテムとして支持され、中古車市場でも「AVIC-G装着車」は付加価値の一つとされていました。

HDDナビへの進化とAVICの存在感

2000年代に入ると、カーナビはHDD化が進みます。
地図の読み込み速度が向上し、検索やルート再計算もスムーズに♬

AVIC-Gシリーズで培われた操作思想は、その後のHDDナビや現代のインダッシュナビにも受け継がれ、パイオニアはカーナビのトップブランドとして確固たる地位を築きました♬

現代のナビと比べてみると

現在はスマートフォン連携やディスプレイオーディオが主流ですが、AVIC-Gシリーズのような専用ナビには、

・車速連動による安定した位置精度
・トンネル内でも強い自車位置認識
・車との一体感

といった強みがあります(*´꒳`*)

中古車を選ぶ際、
「古いナビ=使えない」と思われがちですが、当時の高級ナビが付いている車は装備が充実している証拠でもあります♬

まとめ

AVIC-Gシリーズは、日本のカーナビ史において「誰でも使えるナビ」を実現した名機と言える存在です♬
カーナビの進化を知ることで中古車の価値や装備の見方も変わってくるかもですねかお

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