パート・アルバイト・非正規の方へ】
淡路島の暮らしに合う車を
　「自社ローン」で相談する方法

淡路島は"車中心"の暮らしになりやすい
　パート・アルバイトでも、まずは相談から

　車のローンを考えるとき、まず気になるのは「自分でも通るのかな」という点かと思います。「パートだから無理かも」「アルバイトだと車は買えないですよね？」——淡路島で新しい生活を始めた方や、子育てと仕事を両立している方から、こうした相談をいただくことがあります。

　結論から申し上げると「非正規＝最初から相談できない」という訳ではありません。

　淡路島は、暮らしにおける移動が車中心になりやすい地域です。地域の交通に関する資料によると、移動手段の割合（2020年時点）として自動車が約77.6%、バスが約2.5%という数字が示されています。さらに、1世帯あたりの自動車保有台数が約2.6台というデータもあり、車が生活の足として日常的に使われている状況がうかがえます。

　もちろんローンには審査条件があり「誰でも必ず通る」という話ではありませんが、雇用形態だけを理由にあきらめてしまう必要もないというのが実状です。

　この記事では、パート・アルバイト（非正規雇用）の方が一般的なローンで不安になりやすい理由を整理しつつ、当店（カーマッチ淡路島本店）の自社ローンがどのような考え方の元でご相談に乗っているかについて、なるべくわかりやすくお伝えします。加えて、淡路島の暮らしを前提にした支払いと維持費の考え方もご紹介したいと考えます。迷ったときに何度でも戻って参照していただけるような内容を心がけました。

パート・アルバイトだと、
　なぜ一般的なローン審査で不安になりやすいのか

　「収入はあるのに、なぜ審査が不安になるの？」——ローンを検討している方にとってここがいちばんモヤモヤするところだと思います。

　一般的なカーローンでは、返済の安定性を判断するために、雇用形態や勤続状況、収入の継続性などを確認されることが多いです。車のローンは返済期間が長くなることもあるため、金融機関や信販会社は「継続して返済できるか」を見ようとします（審査基準は各社で異なります）。

　パート・アルバイト・契約社員といった雇用形態は、正社員に比べて「勤務時間や収入が変動しやすい」と見られる場合があります。あくまで書類上の話なのですが、シフトが減る可能性がある、契約更新のタイミングがある、月によって収入が上下しやすいといった事情から「不安定」という評価を下される状況もあり得ます。

　実際には、同じ職場で長期間働いている方も、安定して収入を得ている方もたくさんいます。ただ、その"実態"が審査の場面では伝わりにくいことがある、というイメージです。

　もうひとつの不安要因は、「毎月の家計に余裕があるかどうか」です。非正規の方は、状況によって手取りが大きく増えにくい、急な出費に備えにくい、子どもの行事や医療費、転職といった家計の変動の影響を受けやすい、といった印象を持たれがちで、申し込み前から「本当に払っていけるかな」と心配されるケースもあります。ここで大事なのは、背伸びをしないこと。車は買って終わりではなく、維持していくものだからです。

淡路島で車がないと困りやすい場面

　淡路島では、日常生活の上で車がないと困る局面が非常に多いです。公共交通もあるにはありますが、地域によって本数・時間帯といった制約があるため、移動手段が車中心になりやすい傾向があります。

　通勤では、早朝や夜間のシフト、職場が停留所から遠い場合に車が必要となります。子どもの送迎では、保育園・学校・習い事で移動が重なることも珍しくありません。買い物の際はまとめ買いで荷物が増えますし、通院では家族の付き添いや急な受診で移動が必要になることも多いです。

　参考までに記すと、通学に関する調査では、高校生の移動手段として家族の送迎が55.7%、路線バスが11.3%という数字も示されています。この数字を見ても「車を動かさねばならない」局面が少なくない実状がお分かりいただけるのではないでしょうか。

「雇用形態」だけで決めない
　——当店の自社ローンは"今の支払い計画"を一緒に組み立てます

　私たちカーマッチ淡路島本店は、自社ローンを中心にご相談を受けている中古車販売店です。

　自社ローンは、銀行や信販会社のローンとは違い、販売店側の基準で分割の相談を進める形となります（契約内容・条件は店舗ごとに異なります）。そのため、「雇用形態の名前」だけで機械的に判断されるのではなく、今の状況を整理しながら支払い計画を検討・設計していけるという特徴があります。

　ただし、ここで誤解してほしくないことがあります。審査が"全くない"わけではありませんし、誰でも必ず利用できるという意味でもありません。条件の確認は必須となります。

　当店が確認したいのは「今の支払い計画が無理なく回るか」という点です。雇用形態という"肩書の名前"だけでなく、現在の収入（手取りの目安）、勤務シフトの安定性や収入の波、家賃・通信費・保険といった各種固定費、子どもの教育費や生活費の見通し、車が生活に必要な理由（通勤・送迎・通院など）——こうした要素を一緒に整理していきます。

　まずは無理なく支払いを続けられる事が前提となりますので、同じパートであっても「毎月の収入が安定している方」と「波が大きい方」では支払い方法の組み方が変わります。そのため、最初にご相談頂く段階で"生活の全体像"が共有できると、現実に即した具体的な提案がしやすくなります。

　淡路島は車を中心とした暮らしになりやすい地域です。車があることで通勤できる範囲が広がる、送迎が回りやすくなる、通院や買い物の不安が減るなど、"生活の安定性”が遥かに向上します。もちろん、無理な支払いはおすすめしません。まず相談を基盤として、可能な範囲を一緒に探していく。当店としては、そういったスタンスでお話を伺っています。

月々いくらなら無理がない？
　淡路島の暮らしを前提にした「支払い」と「維持費」の考え方

　「月々いくらなら現実的ですか？」——これはとても大事な質問です。

　淡路島では車移動が多くなりやすい分、ローンだけでなく維持費も含めて考える必要があります。維持費には、ガソリン代、保険、車検、タイヤやバッテリーといった消耗品が含まれます。

　ここでは金額の断定はせず、「考え方の型」をお伝えしたいと思います（条件は車種・年式・走行距離・保険内容で変わります）。

　とにかく負担を抑えたいという方は、月々の支払い額を小さく設定し、維持費も抑えやすい軽自動車や小型車を中心に検討していくのがひとつの方向性です。送迎や荷物が多くて使い勝手も重視したい方は、月々は無理のない範囲に設定しつつ、スライドドアや荷室の使いやすさ、後席の乗り降りのしやすさ、ベビーカーなどの積載性を優先する形になります。通勤距離が長めで走りやすさや整備状態も重視したい方は、月々だけでなく燃費や整備状態も含めて総合的に判断し、「買ったあとに修理が続く」リスクを避ける視点を入れておくと安心です。

　ポイントは、「月々の支払いだけ」で決めないこと。ローン＋維持費をセットで見ておくことが、生活を圧迫しないコツと言えます。

　非正規の方が車を選ぶ際、現実的な候補になりやすいのは軽自動車やコンパクトカーです。税金などの固定費が比較的軽くなりやすいことや、燃費の良いモデルが多いことが理由として挙げられます（ただし燃費は車種・使い方で差があるため、"必ず軽が有利"とは限りません）。

　淡路島内でも、生活圏によって走行距離は変わります。淡路市、洲本市、南あわじ市と、市をまたいで移動する方もいれば、近場中心の方もいます。近場中心なら小回りと維持費重視で問題無いのですが、市をまたぐ移動が多い場合は走行の安定感や疲れにくさ（座り心地や運転姿勢）、整備状態も重視したいところです。子育て家庭であれば積載（ベビーカー・買い物）や後席の使い勝手を重視する形になります。

　車選びの際「淡路島における自分の暮らし方に合うか」を基準にすることが、失敗を減らす最大のポイントなのです。

まとめ
　非正規でも、状況次第で車の相談はできます

　審査において安定性（雇用・勤続・収入の継続性など）が見られることが多いパート・アルバイト・非正規雇用の方が、一般的な車ローンで不安になりやすいのは自然なことです。

　一方で、淡路島は公共交通の利便性が低く、統計的に見ても車を所有する必要性が高い地域です。であるからこそ、私たちは雇用形態だけを基準に判断せず、今の収入と家計のバランス、生活に必要な理由を踏まえつつ、無理のない支払い計画を一緒に考えていきたいと思っています（条件確認は必要です）。

　「自分でも相談できるかな」——そう感じた時点で、一度話を聞かせてください。抱え込まなくても大丈夫です。

まずは相談だけでもOKです

　「パート・アルバイトで車ローンが不安」「淡路島で車が必要だけど、支払いが心配」

——そんな方は、まずは相談からでも大丈夫です。当店としては、無理に決めていただくのではなく、状況を伺いながら一緒に整理する方針です。

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カーマッチ淡路島本店 太田達雄

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