債務整理・自己破産後の方へ】
淡路島で新しいカーライフを始めるための自社ローン完全ガイド

　債務整理や自己破産を経験されたあと「もうローンは難しいかもしれない」「家族に迷惑をかけたのに、車の相談なんて…」「また断られたらと思うと、聞くのも怖い」

　こうした気持ちになるのは、とても自然なことだと思います。

　カーマッチ淡路島本店の店長、太田です。しかしながら淡路島は島内に鉄道が走っていない地域です。通勤や送迎、通院など、生活上の場面によっては車がないと困る状況に陥りやすい現実があります。

　だからこそ私たちは、過去の経緯だけで諦めてしまうのではなく、これからの生活に無理のない形でどう車と付き合っていくかを一緒に考えたいと思っています。

　この記事では、債務整理や自己破産後に一般的なローンが通りにくくなる理由、信用情報の保有期間（いつまで残るのか）、淡路島での生活を現実的に再スタートするための考え方、自社ローンを検討する際に確認しておきたいポイントを、できるだけ分かりやすくまとめます。

債務整理・自己破産後は、なぜローンが通りにくくなるの？

　まず押さえておきたいのは、債務整理や自己破産をすると、その事実や返済状況に関する情報が一定期間信用情報として扱われ得るという点です。

　金融機関や信販会社は「この人が返済を続けられるか」を判断する必要があるため、過去に返済が難しくなった履歴があると、どうしても慎重になりやすい傾向があります。これは人格を否定するものではなく、あくまで審査の仕組み上の話です。

　信用情報の保有期間は機関によって扱いが異なります。よく「ブラックは何年？」と聞かれますが、実際のところ一括りでは語れない部分ではあります。

　CIC（指定信用情報機関）は官報情報（自己破産等）を現在は保有していないと明記しています。一方でクレジット情報などは契約中および契約終了から5年が目安です。全国銀行個人信用情報センター（KSC）は、官報情報（破産や民事再生手続開始決定）を決定日から7年を超えない期間登録するとしています。

　つまり「何年で必ずOK」と単純化はできませんが、一生ずっと同じ状態が続くと決めつけなくていい、というのは大事なポイントです。

まず見直したいのは「以前と同じ買い方」に戻ろうとしないこと

　債務整理や自己破産後に大切なのは、焦って以前と同じ条件を目指さないことです。

　高すぎる車両価格、余裕のない月々設定、維持費を考えない車選び。こうした積み重ねが、生活を苦しくしてしまう場合があります。

　ここでのゴールは「背伸びして買う」ではなく、生活を立て直すためにちゃんと払える形で車を持つこと。これは後退ではなく、再スタートだと私たちは考えています。

　具体的な例を挙げるなら、以前は新車で高めのグレードを選んでいた方であっても、現状においては中古の軽自動車やコンパクトカーから始めるという感覚です。月々の支払いを無理のない範囲に設定して、まずは生活を安定させることを優先する。

　こういった考え方が、結果的に長く車を持ち続けられることにつながります。

自社ローンという選択肢を現実的に見る

　カーマッチ淡路島本店では、ご相談の際に、今の収入と支出のバランス、生活の中で車が必要な理由（通勤、送迎、通院など）、月々いくらなら無理がないか、を丁寧に確認しながら「今とこれから」を軸に現実的な落としどころを一緒に探します。

　ただ、ここははっきりとお伝えしますが、自社ローンは「必ず通る」「誰でもOK」というものではありません。無理があると判断した場合は、条件の見直しや、場合によってはお断りすることもあります。それは契約したあとにもっと困ってほしくないからです。

　また、自社ローンを利用する際の注意点もお伝えしておきます。総支払額が銀行ローンより高くなる場合があること、完済までお店名義になること、支払いを滞納すると車の利用に影響が出る可能性があることといった留意すべき点をご理解の上で検討していただきたいと思います。

淡路島での生活再建カーライフの考え方

　

　淡路島は島内に鉄道がないため、動き方によっては車の必要度が高くなりがちです。よくある再スタートの例を、個人が特定されない範囲でお話しします。

　通勤で車が必要という方は、まずは維持費を抑えやすい軽自動車やコンパクトカーを中心に、支払いの負担が大きくならない形を優先します。送迎や通院が多いご家庭は、燃費、使い勝手、故障リスクを重視して「毎月の生活が回るか」を最優先で設計します。

　車選びをする上で重視したいポイントがあります。車両価格だけでなく、燃費、税金、保険、整備などの維持費。走る距離や道の環境に合っているか（坂道、島内移動中心か等）。今必要とする1台に絞り込めているか。

　見た目や趣味よりも、生活が整うかどうか。ここを一緒に大事にしたいと思っています。

　たとえば淡路市から洲本市まで通勤している方であれば、燃費の良い軽自動車が現実的です。南あわじ市で農業をされていて荷物を運ぶ必要がある方の場合は、軽トラックや軽バンが適しています。

　こういった具体的な使い方から逆算して車を選ぶことで、無理のない支払いと生活の両立が可能となります。

債務整理後の生活で気をつけたいこと

　債務整理や自己破産後の生活で気をつけたいことも、正直にお伝えしておきます。

　まず新たな借入は慎重に考えること。車のローンも借入の一種ですから、本当に必要かどうか、払い続けられるかどうかをしっかり考える必要があります。

　次に家計管理を徹底すること。収入と支出を把握して、無理のない範囲で生活を組み立てる。これができていないと、また同じことの繰り返しになってしまいます。

　そして、将来の備えも少しずつ考えること。急な出費に対応できる余裕を作っておくことで、生活が安定します。

　こういった基本的な配慮を積み重ねていくことが、本当の意味での再スタートにつながります。

よくある質問
　債務整理・自己破産後の車購入について

　「債務整理から何年経てば普通のローンが組めますか？」という質問をよくいただきます。

　これは信用情報機関や債務整理の種類によって異なりますが、一般的には5〜7年が目安と言われています。ただしこれは絶対ではなく、個々の状況によって変わります。

　「家族名義で車を買うことはできますか？」という質問もあります。

　ご家族に安定した収入があり、信用情報に問題がなければ、家族名義で購入することは可能です。ただし実際に使うのが本人であれば、保険の契約者や使用者の設定に注意が必要です。

　「頭金は必要ですか？」というご質問については、頭金があると月々の支払いを抑えられるため、無理のない範囲で用意できるのであれば、そのほうが後々の生活は楽になります。ただし必須ではありませんので、状況に応じて相談しましょう。

まとめ
　過去に区切りをつけたあなたへ。
　淡路島でのこれからを一緒に考えませんか？

　債務整理や自己破産は、人生の終わりではありません。生活を立て直すための区切りであり、ここから先をどう組み立てるかが大切です。

　無理をしない、背伸びをしない、払える形を最優先にする。この考え方で、淡路島での暮らしはもう一度前に進めます。

　「こんな状況でも相談していいのかな？」という方こそ、お待ちしています。状況をうまく説明できなくても大丈夫です。言える範囲からで構いません。相談だけでも歓迎いたします。無理な押し売りはしません。

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カーマッチ淡路島本店 太田達雄

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