最高の1日
2025/11/23
『TikTokから始まる出会いに、感動した日』
「明日、お店にいますか?」
そんなDMが前日の夜に届いた瞬間、胸がちょっと高鳴りました。
SNSって、気軽に見てもらえる分だけ、
“実際に来てくれる”ってなかなかないものなんです。
だからこそ、事前アポを入れてくれたその一言に、
僕はすでに感動していました。
そして迎えた当日。
冬の冷たい風が頬を刺すような朝、
約束の時間ぴったりに、黒いプリウスがスッと駐車場へ。
クルマから降りてきた若い子たちは、
動画のコメント欄越しに見ていた雰囲気そのまま——
明るくて素直で、なんか応援したくなる空気を持っていました。
「TikTok見て、ホントに来たくて!」
そう言いながら、
手にはなんと差し入れ。
その光景を見た瞬間、
冬の空気なんて一瞬で溶けてしまうくらい、
胸がジワッと温かくなりました。
だって想像してみてほしいんです。
SNSで知っただけのおじさん(僕)がいるお店に、
わざわざ時間を合わせて、
その上、何か買って“持ってきてくれる”って。
その気持ちだけで十分すぎるほど嬉しい。
「これ、良かったらどうぞ!」
照れくさそうに手渡してくるその姿を見て、
「来てくれただけで嬉しいのに…」と心の中で何度も思いました。
そのあとみんなでワイワイ3時間も話して、本当に楽しかったです!
かわいい後輩ができた気分でおじさんニコニコです(笑)
差し入れもらったからだけじゃない。
事前アポを入れてくれたからだけじゃない。
SNS越しの存在が、
こうして“リアル”に会いに来てくれたから。
そんな時間は、
寒い季節ですらあったかく変えてしまうんだと、
改めて感じました。
僕は、車を売ることよりも、
こういう“繋がり”の方がずっと嬉しい。
差し入れをくれた優しさ以上に、
「会いに行こう」と思ってくれたその気持ちが、何より宝物です。
本当にありがとうございました。
またいつでも遊びに来てくださいね。

