​GP1フィットのエアミックスモーター交換

こんにちは、整備士のハッシーです。

今回は ホンダ フィット(GP1型) の エアミックスモーター交換 を行いましたのでご紹介します。



症状とご相談内容


お客様からのご相談は、

「暖房にしても冷たい風しか出ない」

というもの。

朝晩が冷え込む季節、暖房が効かないのはつらいですよね。

エアコン操作パネルで温度を変えても風の温度が変わらないとのことで、早速点検を行いました。



〇 エアミックスモーターとは?

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エアミックスモーターは、車内の温度を調整するための重要な部品です。

エアコンユニット内部で、「温風と冷風を混ぜる量(ミックス)」を動かすモーターのことで、

これが動かなくなると 風の温度が変わらない 症状が出ます。

代表的な不具合症状はこんな感じです。


・温度を変えても風の温度が一定のまま


・エアコン温度操作時に「カタカタ」と異音がする


・時々しか動かない(動作不安定)



点検と原因 

診断の結果、エアミックスモーターの動作不良が原因でした。
モーターが動いたり動かなかったりしており、風向きは変わるのに温度だけが変化しない状態でした。

GP1フィットでは、エアミックスモーターは 助手席グローブボックスの奥 に取り付けられています。
作業時間は約30〜40分ほど。
狭いスペースですが、慎重に作業すればスムーズに交換できます。

■ 作業後の確認 交換後は、エアコン操作パネルで温度を上下すると、 しっかりと温風・冷風が切り替わるようになりました!
これで寒い朝でも快適にドライブしていただけます!

■ まとめ エアミックスモーターは普段あまり意識しない部品ですが、 暖房や冷房が効かないトラブルの原因 になることが多いパーツです。 もしも 温度が変わらない カチカチ音がする 風の出方が不安定

といった症状がある場合は、早めの点検をおすすめします。