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タイヤ交換時期の見極め方|溝の深さだけで判断しない理由
車に乗っていると必ず訪れる「タイヤ交換」のタイミング。
「溝が減ってきたからそろそろ交換かな?」と思う方も多いですが、実は溝の深さだけで判断するのは危険です。
なぜなら、タイヤの劣化には見た目でわからない部分も多くあり、それを見落とすことで走行中にトラブルが発生するリスクがあるからです。
今回は、タイヤ交換の本当の見極め方と、溝以外で注目すべきチェックポイントを詳しく解説します。
■ そもそもタイヤの寿命はどれくらい?
タイヤの寿命は、「距離」と「年数」の両面で判断する必要があります。
【走行距離の目安】
一般的な乗用車 → 約3〜4万km
【年数の目安】
使用状況によりますが → 5年〜6年程度
→ 走行距離が短くても劣化が進む場合あり
「走っていないから大丈夫」と思っていても、ゴムは紫外線や気温差で劣化していきます。
■ 溝の深さだけで判断できない理由
道路交通法では1.6mm以下が使用限界と定められていますが、それだけでは不十分な理由があります。
✅ 理由①:スリップサインが出る前に性能が低下
新品タイヤの溝は約7〜8mm。3mmを切るころには雨天時の制動距離が大幅に悪化します。
つまり、スリップサインが見えなくても危険な状態に近づいている場合があります。
✅ 理由②:経年劣化によるゴムの硬化
タイヤのゴムは時間が経つと硬くなり、グリップ力が低下します。
表面にヒビ割れが見え始めたら交換のサインです。
✅ 理由③:偏摩耗による部分的な危険性
溝が残っていても、タイヤの内側だけ減っている偏摩耗は要注意。
パンクやバーストの原因になるため、必ずプロの目でチェックしましょう。
■ タイヤ交換が必要なチェックポイント5つ
以下の項目に該当した場合、早めの交換をおすすめします。
- スリップサインが見えている or 溝が3mm以下
- タイヤ表面やサイドにヒビが入っている
- 製造から5年以上経過している(タイヤの側面に製造年週表記あり)
- 空気圧を調整しても抜けが早い
- 走行中にハンドルがブレたり、異音がする
■ タイヤを長持ちさせるコツ
せっかく購入するなら、できるだけ長持ちさせたいですよね。
以下の方法を意識することで寿命が伸びます。
- 月に1回は空気圧をチェック
- ローテーション(位置交換)を5,000kmごとに実施
- 急発進・急ブレーキを避ける運転を心がける
これらを習慣にすることで、均等に摩耗し長く安全に使用できます。
■ 岐阜エリアは“冬タイヤ”にも要注意!
岐阜県のように冬季に雪が降る地域では、スタッドレスタイヤの管理も重要です。
スタッドレスの性能低下は溝よりもゴムの柔らかさ(硬化)に現れます。
使用期間目安 → 3〜4シーズン
夏用と同じく、製造年週やゴムの劣化具合を確認しながら交換を検討しましょう。
まとめ|安全のために“溝+年数+劣化状態”をチェック!
「まだスリップサイン出てないから大丈夫」
「走ってないから平気」
そんな油断が事故やトラブルにつながるかもしれません。
**タイヤ交換は“溝だけじゃない”**ということを覚えておきましょう。
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