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梅雨前にやるべき車の点検!
梅雨前にやるべき車の点検!梅雨始まったけど今からでも
全然間に合うよ~✨
梅雨入り前にまず確認したいのがワイパーとフロントガラスの状態です。
ワイパーゴムは劣化すると拭き取り性能が落ち、雨の日の視界不良を招きます。一般的にワイパーゴムは半年~1年で硬化や亀裂が生じるため、交換の目安は約6ヶ月~1年程度です。梅雨前に交換しておけば、長雨でも良好な視界を保てるでしょう。
また、フロントガラスには撥水コーティングを施しておくのがおすすめです。撥水剤を使えば雨粒が水滴となって流れ落ちやすくなり、走行中も視界が確保しやすくなります。ワイパー作動時のビビリ音軽減にも効果的です。ガラスに油膜がついている場合は、専用クリーナーで除去してから撥水加工を行いましょう。
ワイパーとガラスを万全に整備して、梅雨のドライブでもクリアな視界を確保してください。
濡れた路面でしっかりグリップを得るには、タイヤの状態が重要です。
梅雨前にタイヤの残り溝を点検しましょう。タイヤ溝が極端に浅くなっている場合、排水性が悪化して雨の日は制動距離が大幅に伸びてしまいます。スリップサインが現れる前でも、残り溝が少なくなったタイヤはハイドロプレーニング現象を起こしやすいため注意が必要です。一般道では残り溝が2~3mm程度になったら交換を検討すると安心です。
また、タイヤにヒビ割れや損傷がないか、空気圧は適正かも確認してください。空気圧不足は雨天時の走行安定性を損ないます。
摩耗したタイヤを履いたまま梅雨を迎えるのは危険なため、梅雨入り前に必ずチェックし、必要なら新品タイヤに交換して安全を確保しましょう。
梅雨時期は湿度が高く、車内が蒸し暑くなりがちです。そのため、エアコンを使用する機会も増えますが、同時にエアコンの嫌なニオイが気になる季節でもあります。
「生乾き臭」のような臭いの原因は、エアコン内部に繁殖したカビや、ホコリを含んだフィルターの汚れです。梅雨前にはカーエアコンのクリーンフィルターを新しいものに交換しましょう。
エアコンフィルターはゴミやホコリを除去してくれる部品ですが、汚れが詰まってくると効果が低下します。掃除ができない構造のため定期的な交換が必要で、フィルター交換が車内の臭い対策になります。
エアコンの送風口にエアコン消臭スプレーを使用したり、エバポレーターの洗浄を行うとより効果的です。梅雨時に快適な車内環境を保つため、エアコンのメンテナンスも忘れずに実施しましょう。
万一の事故やトラブルに備えて、ドライブレコーダーの準備も梅雨前に確認しておきましょう。雨の日は事故率が高くなるため、いざという時に映像記録があると心強いです。
ドライブレコーダーは走行中の映像を記録し、事故発生時の状況や位置関係を後から確認できるため、過失の有無を証明する有力な証拠になります。あおり運転被害の記録にも役立ち、装着車両が増加傾向です。
まだ搭載していない場合は梅雨前に前後カメラタイプのドラレコ設置を検討しましょう。すでに設置済みの場合も、録画状況のチェックを行い、確実に映像を残せる状態にしておくのが大切です。
雨天時の事故でもしっかり証拠を残せるよう、ドラレコの準備を万全にしておきましょう。
梅雨時はライト類やワイパーの使用頻度が増え、エアコンも稼働するため車のバッテリーに負担がかかりやすい季節です。エンジン始動時にバッテリーが弱っていると、雨の中で立ち往生などの事態にもなりかねません。
最近のバッテリーは突然性能が低下してエンジンがかからなくなるケースが多いため、早めの交換が肝心です。一般的にバッテリーの寿命は2~3年程度とされており、2年以上使用したバッテリーは梅雨前に点検しましょう。
エンジン始動が重い、ヘッドライトが暗いなどの前兆がある場合は要注意です。交換目安は2年ごとともいわれ、特にアイドリングストップ車では劣化が早いため注意しましょう。
梅雨前にバッテリーの電圧や劣化度合いをチェックし、必要に応じて新品に交換すると、雨の日のバッテリー上がりトラブルを防げます。
梅雨時期は車内も湿気がこもりがちで、放っておくとカビが発生しやすくなります。フロアマットは泥汚れや雨水を吸収し、雑菌やダニの温床になる場合があります。
車内がカビ臭い原因は、フロアマットの汚れに繁殖したカビです。梅雨入り前にフロアマットを清掃し、天気のよい日に天日干しする習慣をつけましょう。
直射日光に当てて乾燥させるとマット内部の湿気が飛び、泥汚れも乾燥して落としやすくなります。さらに、太陽光の紫外線にはダニやカビの殺菌効果も期待できます。
マットを天日干しする時間がない場合でも、車内の換気をこまめに行い湿気を逃がすのが大切です。また、除湿剤や消臭剤を車内に置いておくのも効果的でしょう。
梅雨時の車内清潔対策として、フロアマットの丸洗いや車内の拭き掃除を行い、快適な車内環境を維持してください。
たとえ溝が残っていてもゴムは経年劣化で硬化・ひび割れが進むため、使用年数が長くなるとグリップ力や排水性が低下します。タイヤのサイドウォールや溝底に細かなヒビが見られる場合も交換を検討すべきサインです。
実際、タイヤメーカー各社も安全のため3~5年での交換を推奨しています。また、製造から年数が経ったタイヤは走行距離が少なくても内部劣化が進んでいる場合があります。日頃から残り溝がどれくらいあるか、スリップサイン(溝が1.6mmになると現れる突起)が出ていないか確認しましょう。
走行距離や年数の目安とともに、タイヤの見た目や触った感触にも注意を払い、早め早めの交換で常に万全のタイヤ状態を保ちましょう