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梅雨なのに真夏☀

2025/06/13

カーマッチ愛知稲沢店

真夏並みの車内温度、対策は万全ですか?

今年の夏も、猛烈な暑さが予想されますね。梅雨時期なのに来週から真夏の暑さ☹️

特に車内の温度は、想像以上に上昇することをご存知でしょうか?

外気温が30℃程度でも、直射日光が当たる車内はわずか30分で50℃を超えることも珍しくありません。

これはまさに**「真夏並み」**、いや、それ以上の危険な暑さです。

なぜ車内はそんなに暑くなるの?

車内温度が急上昇する主な理由は、**「温室効果」**です。窓ガラスを通して太陽光が車内に入り込み、ダッシュボードやシートなどが熱を吸収します。熱を吸収した車内の空気は、密閉された空間から逃げ場がなく、どんどん温度が上がっていくのです。

JAFの実験によると、外気温35℃の炎天下に駐車した車内は、わずか1時間で約50℃に達したというデータもあります。この温度は、熱中症を引き起こすには十分すぎるほど危険なレベルです。

危険な真夏の車内、こんなリスクが!

高温の車内には、さまざまな危険が潜んでいます。

  • 熱中症の危険性: 特に、お年寄り、小さなお子さん、ペットは体温調節機能が未熟なため、短時間で重度の熱中症になるリスクが高まります。
  • やけどの危険性: ダッシュボードやシートベルトの金具、チャイルドシートのバックルなどは高温になりやすく、触れるとやけどをする可能性があります。
  • 荷物への影響: スプレー缶やライター、モバイルバッテリーなどは破裂や発火の危険性があります。また、食品や医薬品も品質が劣化したり、変質したりする可能性があります。

今すぐできる!真夏の車内温度対策

それでは、具体的な対策を見ていきましょう。

  1. 日陰に駐車する: これが最も効果的な対策です。可能であれば、建物の影や木陰など、日陰になる場所に駐車しましょう。
  2. サンシェードを活用する: フロントガラスにサンシェードを設置するだけで、車内への日差しを大幅にカットできます。UVカット効果のあるものを選ぶとさらに効果的です。
  3. 窓を少し開けておく: 短時間であれば、窓を数センチ開けておくことで、車内の熱気をある程度逃がすことができます。ただし、防犯には十分注意してください。
  4. エアコンの事前起動: 乗車する数分前に、リモコンでエンジンをかけてエアコンを起動できる機能があれば、ぜひ活用しましょう。
  5. 換気をしっかり行う: 乗車前にドアをすべて開けて、車内の熱気を一気に排出しましょう。その後、エアコンを「外気導入モード」にしてしばらく走行すると、効率的に温度を下げられます。
  6. 冷却グッズの活用: シートに敷くクールクッションや、スプレー式の冷却剤なども、一時的な対策として有効です。
  7. 車内に物を置かない: 使わない荷物は車から降ろし、特に熱に弱いものや発火の危険があるものは絶対に放置しないでください。

大切な命を守るために

真夏の車内は、まさに「危険な密室」と化します。少しの時間だからと安易に考えて、お子さんやペットを車内に残すことは絶対にやめましょう。取り返しのつかない事態になる前に、できる限りの対策を講じ、安全な夏を過ごしましょう。

今年の夏も猛暑が予想されますが、しっかりと対策をして、快適なカーライフを送ってくださいね!