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債務整理の共通デメリットとは?中古車を検討中の方に知ってほしいポイント
2025/04/22
最近、「過去に債務整理をしたんですが、車のローンって組めますか?」というお問い合わせが増えています。車は日常生活に欠かせない移動手段であり、仕事や家族との時間を守るうえでも大切な存在です。しかし、債務整理を経験した方にとって、車の購入にはいくつかの“壁”があることも事実です。
今回は、債務整理の共通デメリットについて詳しく解説しながら、中古車購入時にどのような影響が出るのかをお伝えしていきます。
■ 債務整理とは?
債務整理とは、借金の返済が困難になった場合に、法律に基づいて返済負担を軽減・免除するための手続きです。主に以下の3種類があります。
- 任意整理:債権者と直接交渉して利息や支払い条件を見直す
- 個人再生:裁判所を通じて借金を大幅に減額し、原則3〜5年で返済
- 自己破産:すべての借金を免除してもらう代わりに財産を手放す
いずれの方法も、それぞれメリットとデメリットが存在しますが、共通するいくつかのデメリットについては、車の購入にも深く関わってきます。
■ 債務整理の共通デメリットと車購入への影響
1. 信用情報(ブラックリスト)に登録される
債務整理を行うと、その情報は信用情報機関に「事故情報」として登録されます。いわゆる「ブラックリスト入り」の状態で、一定期間(5〜10年程度)はクレジットカードの利用やローンの審査に通りにくくなります。
中古車の購入をローンで考えている方にとっては、これが最も大きな影響となります。通常のオートローンの審査に通らないため、現金一括購入か、自社ローン対応店を探す必要があります。
2. 新たなローンやクレジットカードの作成が制限される
債務整理後は、金融機関やローン会社が申込み者の信用を評価する際にマイナスとなるため、新たなローンの申し込みが難しくなります。携帯電話の分割払いや、ETCカード、カー用品の購入など、車に関わるさまざまな支払いにも影響が出る可能性があります。
3. 住宅ローン・自動車ローンなどの長期ローンが組めない
一度ブラックリストに載ると、その後の人生設計にも影響します。たとえば住宅ローンを組みたいと思っても、信用情報の回復まで待たなければなりません。同様に、自動車ローンも数年間は利用できないことがほとんどです。
債務整理をしたことがある人が、将来的に車を買い替える際には「ローンが組めるようになるまで待つ」か、「現金で購入する」ことになります。
4. 保証人や家族に影響が及ぶ可能性
債務整理をすると、連帯保証人がいる場合は、その保証人に返済義務が移る可能性があります。これにより、家族や知人との関係にトラブルが生じるケースも少なくありません。将来的に再びローンを組もうとしても、「保証人になってほしい」と頼みにくくなる場合があります。
5. 一部の職業に制限がかかることも
自己破産の場合、破産手続き中は一部の資格や職業(士業、警備員、保険外交員など)に就けないことがあります。車のローンとは直接関係しないように思えるかもしれませんが、職を失うことで収入が不安定になり、車の維持すら困難になるリスクもあります。
■ 債務整理を経験した方でも車は買えるのか?
結論から言えば、債務整理後でも車は購入できます。ただし、ローンを使う場合は慎重な判断が求められます。当店では、以下のようなご提案が可能です。
- 自社ローンのご相談(信用情報に依存しない審査)
- 頭金を抑えた現金一括購入プラン
- 信用回復後のローン相談(5年以降目安)
また、同じような悩みを持ったお客様に対応してきた実績が多数ありますので、安心してご相談いただけます。
■ お悩みの方はまずご相談ください
債務整理にはたしかにデメリットがありますが、それは過去の失敗ではなく、立ち直るための一歩です。大切なのは、今とこれからどうするか。
車が必要だけどローンが心配…という方、まずは一度、私たちにご相談ください。
あなたのカーライフを応援します。
中古車購入の不安は、しっかりサポートいたします!