カーマッチマガジン
自己破産していても車は持てる?自己破産の基礎知識と車購入の可能性について
2025/04/15
「自己破産してしまったけれど、車は持てるの?」「ローンが組めないと車は買えないの?」
そんなお悩みを抱えて来店されるお客様は、実は少なくありません。
この記事では、中古車販売店としてお客様から多く寄せられる「自己破産と車購入の関係」について、わかりやすく解説していきます。
■ 自己破産とは?
自己破産とは、借金の返済が不可能になった個人が、裁判所に申し立てを行い、法的にその借金を免除してもらう制度です。破産手続きの中で「免責許可」が出されれば、借金の返済義務がなくなります。
ただし、自己破産には以下のような影響があります:
- 信用情報(いわゆるブラックリスト)に登録される
- 約5〜10年はローンやクレジットカードの審査に通りにくくなる
- 一部の財産は処分の対象となる(ただし車については後述)
■ 自己破産していても車は持てるの?
答えは 「状況によっては可能」 です。
自己破産をした場合でも、必ずしもすべての車が処分対象になるわけではありません。
【例】
- 車のローンが完済されていて、自分の所有物になっている場合 → 保有可能なケースが多い
- 資産価値がほとんどない中古車など → 財産として処分対象にならないこともある
- 仕事や生活に車が不可欠と認められる場合 → 残せる場合もあり
つまり、「自己破産=車を絶対に持てない」というわけではありません。
ただし、破産手続き中や直後は、新たにローンを組んで車を購入することは非常に難しいのが現実です。
■ 自己破産後の車の購入、現金かリースが選択肢に
自己破産後しばらくは、通常のオートローンの審査が通らないことが多いため、以下の方法で車を購入・利用される方が増えています。
【1】現金での車購入
車両価格を一括で支払う方法です。中古車であれば、比較的手頃な価格帯の車も多いため、現実的な選択肢になります。
【2】独自審査のオートローン(店舗によって異なる)
信販会社を通さず、販売店独自で審査・分割対応をしているところもあります。当店もそのひとつで、自己破産歴があってもご相談いただければ、状況に応じた提案が可能です。
【3】マイカーリース
月々定額で車に乗れるリースプランも人気です。ローンより審査が柔軟なケースもあり、自己破産後でも利用可能な場合があります。
■ 審査に影響するポイントとは?
自己破産後の車購入において、販売店が確認する主なポイントは以下の通りです。
- 現在の収入状況(安定しているか)
- 居住形態や勤務先(長期的に利用できるか)
- 過去の債務整理状況(何年前に破産したか)
自己破産をしたからといって、必ずしも車が買えないわけではありません。今の生活状況や収入が安定していることが、もっとも重視されるポイントです。
■ 当店では「相談できる中古車販売店」として対応しています
当店では、以下のようなお客様にもこれまで多くご対応してきました:
- 自己破産から5年以内だが、通勤で車が必要
- 債務整理中だが、家族の送迎に車が不可欠
- ローンが通らなかったが、どうしても仕事で車が必要
こういった状況の方にも、独自の審査や柔軟な支払方法をご案内しています。まずは「どのような状況か」を正直にご相談いただければ、可能な範囲で最適なご提案をさせていただきます。
■ まとめ:自己破産していても、車のある生活はあきらめないで
- 自己破産しても、状況次第で車を保有・購入することは可能
- 通常のローンは難しいが、現金・リース・独自審査なら道がある
- 安定した収入と生活状況が、次のステップへの第一歩
「自己破産したから、もう車は持てない…」
そんなふうに悩む前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。あなたのカーライフを全力でサポートいたします!