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債務整理や奨学金・スマホ代の延滞だけじゃない!ブラックリストに載る条件

前回の記事「ブラックリストとは〜延滞情報を管理する信用情報機関の役割(https://car-match.jp/blog/posts35/)」では、債務整理や延滞をするとブラックリストに載るということを簡単に説明した。そもそも「支払いは期日を守って滞りなく」というのが原則だ。しかし延滞が1度でもあったら即ブラックリストに載るのかといえば、そうではない。

ここではブラックリストに載ってしまう条件を、より細かく説明していく。

https://car-match.jp/blog/posts35/

【ブラックリストに載る条件1】債務整理をする

債務整理は延滞とはワケが違うので、債務整理をすると一発でブラックリストに載ってしまう。自己破産・個人再生・任意整理が対象で、最低でも5年はブラックリスト入りとなり、その間はローン契約などはできないので気をつけよう。

債務整理の中でも過払い金の請求は払い過ぎたお金を返してもらう手続きなので、ブラックリストに載ることはない。

【ブラックリストに載る条件2】奨学金やスマホの分割払いの延滞

奨学金もお金を借りているのと同じなので、延滞が3か月以上続くとブラックリストに載る。また、スマホを購入するときに大手携帯電話会社などで分割払い購入する人も多いが、これはローン契約と同じなので注意しよう。

2か月以上延滞が続けばブラックリストに載るも同然。3か月なら確実に載ってしまう。

ここまでは前回の記事(https://car-match.jp/blog/posts35/)でも紹介しているが、もう少し細かい事例も紹介していこう。

【ブラックリストに載る条件3】消費者金融の返済を延滞

ブラックリストに載ってしまう条件としてはほかにも、消費者金融などからの借り入れやカードローンの延滞もある。

1度延滞したからといってブラックリストに載るわけではないが、やはり2か月以上の延滞が目安だ。2か月以上はいつでもブラックリストに載ってしまうというレッドカード状態なので注意しよう。

【ブラックリストに載る条件4】クレジットカードの支払いを延滞

クレジットカードはショッピングで利用したり、現金が必要なときにはキャッシングして借り入れができるとても便利なものだ。しかしカードの延滞も、消費者金融などからの借り入れと同様に、ブラックリストに載る目安は2か月以上の延滞となる。

債務整理以外の延滞情報が登録されている期間は、信用情報機関により異なる。CICとKSCであれば完済後5年、JICCなら延滞解消から1年。その間はローンなどの契約はもちろんできない。

【ブラックリストに載る条件5】ローンなどの複数同時申し込み

意外なところで気をつけたいのが、クレジットカードやカードローンを申し込みたいとき。「とりあえずどこでも良いから」と、複数の信販会社などへ同時に申し込みしてしまうことは避けよう。

申し込みが同時に2社くらいなら問題ないが、それ以上は要注意。借金を複数同時に申し込むのと同じ意味合いになってしまうため、返済能力がないものと判断されてしまう場合がある。ネットワークにより申し込み状況は共有されているので、同時の申し込みは避けた方が良いだろう。

【ブラックリストに載る条件6】クレジットカードの現金化を利用

クレジットカードの現金化は、カードのショッピング枠を利用して現金化することだ。今は減っているものの、絶滅したわけではない。法律としてはグレーな部分ではあるが、カード会社などでは利用規約違反となる。

違反である現金化がカード会社にバレてしまうと、クレジットカードそのものが利用停止になるだけでなく、ブラックリストに載る場合もある。

同姓同名と間違われて登録されてしまう可能性も

これはめったにないことだが、本来ブラックリストに載るはずだった人と同姓同名で、生年月日も同じという場合に、間違いでブラックリストに載ってしまうことがある。

これはブラックリストに載るようなことはしていないにもかかわらず、ローンなどを何度申し込んでも審査が通らない、というときに疑ってみてほしい。

自分の信用情報は信用情報機関へ開示請求ができるので、なぜかはわからないが審査に通らないという場合は開示請求を利用しよう。

https://car-match.jp/blog/posts38/