走行距離が少ない中古車は本当に良い車?実は走行距離だけでは判断できません!
2026/07/17
中古車を探していると、
「走行距離が少ない車の方が安心ですよね?」
という質問をいただくことがよくあります。
確かに、走行距離は中古車選びの重要なポイントです。
しかし、「走行距離が少ない=良い車」とは限りません。
実は、走行距離だけを見て購入すると、後悔してしまうケースもあります。
今回は、中古車販売の現場で実際によくある事例をもとに、走行距離の正しい見方について解説します。
なぜ走行距離が少ない車は人気なの?
一般的に走行距離が少ない車は、
- エンジンへの負担が少ないイメージ
- 長く乗れそう
- 高く売れそう
という理由から人気があります。
そのため、中古車市場でも走行距離が少ない車は価格が高くなる傾向があります。
しかし、それだけで判断するのは危険です。
実は「乗らなすぎ」も車には良くない
車は定期的に走ることで調子を保つ機械です。
例えば、
- エンジンオイルが循環する
- バッテリーが充電される
- ブレーキが正常に作動する
- ゴム部品の劣化を防ぐ
など、日常的に走ることを前提に設計されています。
そのため、
「年間500kmしか走っていない」
「数年間ほとんど動かしていない」
という車は、一見状態が良さそうに見えても注意が必要です。
走行距離より大切なのはメンテナンス
中古車を見るときに重要なのは、
どれだけ整備されてきたか
です。
例えば、
5万kmだけど整備されていない車
より
10万kmでも定期点検・オイル交換を続けてきた車
の方が安心して乗れるケースは珍しくありません。
人間で例えるなら、
運動を全くしていない人より、
毎日健康管理をしている人の方が元気なのと同じです。
年間走行距離もチェックしよう
一般的には、
年間8,000km〜10,000km程度が平均と言われています。
例えば、
5年落ちなら
約4万km〜5万km程度。
10年落ちなら
約8万km〜10万km程度。
大きく平均から外れている場合は、
「なぜなのか?」
を販売店に確認すると安心です。
整備記録簿は必ず確認
中古車選びでは、
整備記録簿(メンテナンスノート)があるかも重要です。
記録簿を見ることで、
- オイル交換
- 車検
- 点検
- 部品交換
などの履歴が確認できます。
これまで大切に乗られてきた車かどうかを判断する材料になります。
プロが見るポイント
私たちが仕入れの際に確認するのは、
走行距離だけではありません。
例えば、
- 整備履歴
- エンジン音
- 下回りのサビ
- タイヤの摩耗状態
- 内装の使用感
- 修復歴の有無
- 試乗時の違和感
など、総合的に判断しています。
そのため、
走行距離だけでは分からない車の状態まで確認することができます。
中古車選びで失敗しない3つのポイント
購入前には、次の3つを意識しましょう。
① 走行距離だけで決めない
距離は目安の一つです。
必ず車全体の状態も確認しましょう。
② 整備履歴を確認する
記録簿がある車は安心材料になります。
③ 信頼できる販売店を選ぶ
分からないことを丁寧に説明してくれる販売店なら、購入後も安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. 10万kmを超えた車は危険ですか?
A. 必ずしも危険ではありません。定期的な整備が行われていれば、長く乗れる車も多くあります。
Q. 走行距離が少ない車なら安心ですか?
A. 走行距離は重要ですが、それだけでは判断できません。保管状況や整備履歴も確認しましょう。
Q. 一番大切なのは何ですか?
A. 車両全体の状態と整備履歴、そして信頼できる販売店で購入することです。
まとめ
中古車選びで重要なのは、
「走行距離」ではなく「車の状態」です。
走行距離はあくまで判断材料の一つ。
それよりも、
- 整備履歴
- 保管状況
- 車両状態
- 販売店の説明
これらを総合的に確認することが、後悔しない中古車選びにつながります。
「走行距離が少ないから安心」と決めつけず、車全体を見て判断することが大切です。

