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アイドリングストップが無くなりつつある理由について

2024/09/18

カーマッチ千葉柏店

こんにちは!

カーマッチ千葉柏店の酒井です。


このボタンの機能、使ったことはありますか?


実はこれ、アイドリングストップを停止するボタンなんです。

使ったことありますか?

ワタシはしょっちゅう使ってます。


アイドリングストップ機能は多くの車に採用されてますね。

環境にもお財布にも優しい素晴らしい機能と思えますが、

最近は廃止の方向に向かっているようです。



今回はアイドリングストップ機能が無くなりつつある理由について

調べてみました!



この機能は、信号待ちなどで停車中にエンジンを自動的に停止し、燃費向上や環境への負担軽減を目的として導入されてきました。一見環境に優しく、燃費の向上にも貢献しそうな機能ですが、どうして廃止の方向にむかってるんでしょうか?



1. 実際の効果が限定的

アイドリングストップは、理論上では燃費向上に効果的ですが、実際の走行環境ではその効果が限定的であることが明らかになってきました。特に、短い信号待ちやストップ&ゴーが多い都市部では、エンジンの再始動が頻繁に行われ、燃費の改善効果が期待ほど得られない場合があります。


2. バッテリーやエンジンへの負担増加

アイドリングストップ機能が働くたびに、エンジンが再起動されるため、バッテリーやセルモーターへの負担が増します。この負荷により、部品の寿命が短くなり、修理や交換の頻度が高まる可能性があります。結果的に、ユーザーにとってのコストが増大し、総合的なコストパフォーマンスが悪化する場合があるのです。


3. 最新技術へのシフト

自動車メーカーは、より効果的かつ持続可能な技術へのシフトを進めています。例えば、ハイブリッド車や電気自動車の普及により、従来のアイドリングストップ機能は不要になりつつあります。これらの車両では、エンジンが停止する場面が多く、かつスムーズな再始動が可能なため、環境負荷を低減しつつ快適なドライビングが実現します。


4. 利便性と快適性の向上

アイドリングストップ機能が廃止される理由の一つとして、ドライバーの利便性や快適性が挙げられます。特に暑い夏場や寒い冬場に、エアコンやヒーターを使用している状態でエンジンが停止すると、車内の快適性が損なわれることがあります。こうした理由から、一部のドライバーはアイドリングストップ機能をオフにしてしまうことが多く、結果としてメーカー側もこの機能を見直す動きが加速しています。



まとめ

アイドリングストップ機能の廃止は、燃費や環境への貢献という点では一部の効果があったものの、現実の使用状況や技術の進化により、その存在意義が薄れてきたと言えるでしょう。今後は、より革新的で効果的な技術が主流となり、ドライバーにとっても環境にとっても良い結果が期待されます。