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次世代自動車 4種類

2024/07/20

カーマッチ松山城北店

(1)HV(ハイブリッド)車

ハイブリッド車とはガソリンを燃料とするエンジンと電気を動力源とするモーターを組み合わせた自動車のことです。外部から充電することはできず、エンジンや減速時のエネルギーを活用してバッテリーに充電します。

2021年の販売台数は102万台余でガソリン車の118万台に迫る勢いで、最も普及している次世代自動車だといえます。


(2)PHV(プラグインハイブリッド)車

PHVとは外部から充電できるHV車のことです。販売台数はおよそ2万2千台ほどで全体の1%ほどです。2022年にはもう少し台数が増える見込みですが、それでもハイブリッド車に遠く及ばない数字です。

外部電源を利用して満充電にすると、ガソリン使用量を大幅に減らせます。充電環境があれば、年間CO2排出量をかなり減らすことができます。


(3)EV(電気自動)車

EVはバッテリーに充電された電力で走行する自動車のことです。EV車はガソリンエンジンを使用しないため、走行中にCO2を排出しません。また、ガソリン車に比べると駆動音が小さいため非常に静かな自動車だといえます。

2021年度の販売台数は約2万1千台で、シェアは1%未満です。ヨーロッパやアメリカのカリフォルニア州ではEVへの移行が進められています。


(4)FCV(燃料電池)車

FCV車は酸素と水素で電力を作り、その電力でモーターを動かして走行する自動車のことです。燃料電池という名前がついていますが、発電装置と考えるとわかりやすくなります。

酸素と水素を化合させ電気と水を作り出すため、走行中にCO2を排出しないというメリットがあります。販売台数は約2千台でEVやFCVの10分の1以下と、まだまだ普及していない車種だといえます。