2016年から本格運用され始め、従来使用していた2.4GHz帯から5.8GHz帯を利用した、道路上などにに設置されているITSスポットと双方向通信して渋滞情報などを1000km先まで教えてくれるものになります。

普通に高速道路で支払いだけしている方であれば「それで？」となると思います。

最近ETC2.0が話題になっているのは2022年問題と言われるものでスプリアス(不要電波)を発するETCが１２月より法律違反になるためです。

しかし対象になるのが2009年以前の古い一部の機種になりますので多くの方には問題にならないかと。

ETC2.0というネーミングと法律違反などが混ざり2.0でないETCは使えなくなる！のような誤解が生まれたのかと思います。

しかし今後結構な数のETCが使えなくなる予定があるというのは嘘ではありません。

2030年頃にセキュリティー強化ETCしか使用不可にする発表が2017年にありました。

原因は一部の人がETCを改造して情報を書き換え本来より安く高速道路を利用していたということです。

ETCは使用する車の種別を登録してから使用できます。

一般レーンを利用された方ならわかると思いますがゲート前に料金表があり軽自動車・普通車・大型車などになっていて小さい車両の方が安くなっています。

なので大型車などが軽自動車区分登録し運行しているのが多発しました。

まだ施行まで時間がありますのでETCを今すぐ替える必要はありませんし、使用不可になる！ということは買い替えの補助金が出ることになると思いますので情報収集だけしながらゆっくり待てば良いかと思います。

現状ETC2.0に替えるには普通のETCより1万程度高く、料金割引も圏央道(首都圏中央連絡自動車道・東京の周りをぐるっとしている環状の高速です)の割引と、緑ナンバー(事業用で運送業など)だと安くなる度という限られた方のみのメリットしかなく、セキュリティー強化ETCがどのような概要になるか分からない為急いで替えると損することになるかもしれません。

ETC搭載されている車も沢山ございますのでお気になる車ございましたらお気軽にご連絡ください。

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