意外と知らない車の豆知識⑩
2026/05/20
【エアコンをつけるとガソリン代が増える理由】
夏場の運転は、エアコンが欠かせませんよね。でも、ふと気付くことはありませんか?『エアコンをつけると、ガソリンを消費する量が増える』という事実を。
今回は、その仕組みと、ガソリン代を節約するコツについてお話しします。
なぜエアコンでガソリンが多く消費されるのか
これは、自動車のエアコンシステムの仕組みを理解すると、すぐに納得できます。
エアコンシステムの動作メカニズム:
自動車のエアコンは、エンジンの力を使って『コンプレッサー』というポンプを動かすことで、冷媒を圧縮し、冷房機能を実現しています。
つまり、エアコンを運転するためには、直接的に『エンジンのパワー』が必要になるのです。
このエンジンのパワーは『燃料(ガソリン)』から生み出されるため、エアコンを使うと必然的にガソリンの消費量が増加するのです。
具体的にどのくらい燃費が悪くなるのか
一般的に、エアコンを使用すると燃費は10~20%悪化すると言われています。
具体例:
• 通常の燃費が15km/L(リッター)の車の場合
• エアコン使用時:約12~13.5km/Lに低下
• 差分:約1.5~3km/L低下
月間走行距離1,000kmの場合の費用差:
• エアコンなし:約67リッター使用
• エアコンあり:約74~84リッター使用
• ガソリン単価を150円/Lとすると、月額で1,000~2,400円の差が出ます
エアコンの効率を高めるコツ
では、どうすればエアコンを使いながらも、ガソリン代を節約できるのでしょうか?いくつかの工夫があります。
① 最初は窓を開けて走行
1. 乗車直後は、エアコンではなく、窓を開けて走行することで、车内の熱気を追い出します。
ただし、高速走行では逆に空気抵抗が増えて燃費が悪くなるため、低速時ののみ有効です。
2. 温度設定を高めにする
3.エアコンの温度を1℃下げるごとに、消費電力が約3~5%増加します。快適な範囲内で、できるだけ温度を高く設定することが効果的です。
4.風量を『自動』に設定
5.手動で風量を強く設定するより、『自動』に任せる方が、必要な時だけ強い風を出すため、効率的です。
6. 定期的なメンテナンス
7.エアコンフィルターが詰まっていると、コンプレッサーにより大きな負荷がかかります。定期的なフィルター交換で、効率を保つことができます。
8.外気導入と内気循環の使い分け
9.外気導入モードは、常に外の温かい空気を取り込むため、エアコンの負荷が大きくなります。
内気循環にすることで、既に冷えた室内の空気を循環させるため、コンプレッサーの負荷を軽減できます。
カーマッチ秋葉原店で中古車を購入する際、エアコンの効きは重要なチェック項目です。
古い車のエアコンは、冷媒が劣化していたり、コンプレッサーの効率が低下していたりすることがあります。
このような場合、さらにガソリン代が増加する可能性があります。
当店では、納車前にエアコンの効きをしっかり確認し、必要に応じてガス充填やメンテナンスを行ってからご提供しています。
ぜひ、エアコンの効率まで考慮した中古車選びをしてみてください。

