【契約前に必ず確認】自社ローンで失敗しないための重要チェックリスト7項目

【契約前に必ず確認】自社ローンで失敗しないための重要チェックリスト7項目

はじめに

 自社ローンの契約、内容をきちんと理解していますか?

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 こんにちは、カーマッチ淡路島本店の太田です。

 淡路島は、通勤や買い物、子どもの送迎など、日常における移動が車中心となりがちな環境です。実際2020年時点の地域資料では、移動手段の割合として自動車が約77.6%、バスが約2.5%と紹介されています。

 そのような環境のため「ローンが通るか不安、でも車が必要」という状況に置かれ、自社ローンを検討される方も一定数いらっしゃいます。

 しかしながら、焦って契約を進めてしまい、内容を十分に確認しないままに手続きをスタートしてしまうと、条件によっては想定外の負担や手続きが発生する場合があります。

 たとえば「支払いが遅れた際はどう扱われる?」「途中で乗り換えたい場合は?」「完済後の名義はどうなる?」などの疑問が契約後に浮上して不安が増えるといったケースです。

 この記事では、自社ローンを契約する前に必ず確認しておきたい7つのチェックポイントを、できるだけ専門用語をかみくだいて整理したいと思います。

 淡路島の生活において車を必要とされる方ほど、契約前の念入りな確認は欠かせません。事前にいくつかのポイントを踏まえておくことが、"その後の安心"につながります。


自社ローン契約で起こりやすい『見落としポイント』

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 自社ローンの相談を受ける中で多いのは「審査が通るかどうか」という一点に意識が集中してしまっているケースです。

 早急に車が必要といった状況の場合、まずそこが一番の不安になるのは理解できます。

 何よりも「審査に通る」ことだけに意識が向いてしまう

 生活の足がないと困る。仕事に行けない。送迎ができない。

 そういった切迫感に追い詰められ「もし審査に通るのであれば、一刻も早く契約したい」という気持ちが強くなるのも頷けます。

 しかし、本当に大切なのは契約した後に、支払いを無理なく続けられるかです。もし審査に通ったとしても、契約条件を理解しないままに進むと、後になってから思わぬ不安要素が生じてくる場合があります。

 契約書の言葉が難しく、理解が追いつかないことがある

 契約書には、普段見慣れない言葉が頻出しがちです。

 たとえば「所有権留保」「遅延損害金」「期限の利益」など聞き慣れない用語が並んでいると、それだけで読むのが大変と感じる方もいらっしゃいます。

 しかし「たぶん大丈夫だろう」と安易に考え、読み飛ばしたり聞き流したりして内容を熟慮せずにサインしてしまうと、後から見落としていた条件に気づいて愕然とする、といった事態につながりかねません。

 後から条件を知って不安が大きくなる例

 よくある事例としては、たとえば次のような「確認不足」から生じる行き違いです。

 完済するまで「所有者(名義)」が自分ではない契約だった。支払いが遅れた場合の取り扱い(損害金・連絡ルール)を把握していなかった。契約を途中でやめたい/乗り換えたい時の精算方法や手続きが分からなかった。

 淡路島での暮らしは車がほぼ必須だと言えますが、それは即ち「車が止まる=生活が困る」という状況に陥りやすい地域ということでもあります。

であるからこそ、契約をおこなう前に"確実に踏まえておくべきポイント"を明確に整理しておくことが肝要なのです。


カーマッチが大切にしている『契約前の説明』という考え方

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 当店が大切にしているのは、契約を急がせることではなく、お客様が感じるであろう契約前の不安を減らすことです。

 自社ローンは、仕組みと条件をしっかり理解したうえで選択するならば、車を必要とする方々を救済する選択肢となり得ます。

 自社ローンの基本的な仕組み

 自社ローンは販売店がお客様と一緒に支払い計画を作り、分割で車を購入できるようにする仕組みとして説明されることが多く、銀行や信販会社のローンとは情報の確認方法や手続きが異なる場合があります。

 ただし、これは「誰でも必ず利用できる」「絶対に安心」という確実性を断言するものではありません。まずは条件確認が必要であり、何よりも契約内容の理解が重要となります。

「これから続けられるか」を重視する理由

 私たちは「過去より今現在」を重視するのと同じ程度、”今後継続していけるか”という要素を大切にしています。

 淡路島は生活する上で車が必須な土地です。生活する上で「当たり前」の存在であるからこそ、無理な支払いで生活が苦しくなるのは本末転倒と言えるでしょう。

 そのため、月々の支払いのみならず、ガソリン代・税金・車検などの維持費も含めて、現実的なラインを一緒に考えていきます。

 不安な点は契約前に必ず確認してほしい

 契約の相談中、もし分からない言葉などがあれば、遠慮せず会話を止めてください。

 「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな」と躊躇してしまう様な質問ほど大切です。些細な遠慮から確認を疎かにすることで、後々大きな問題へとつながることもあります。

 契約前の確認は、何よりもあなたを守るためのものなのです。


契約前に必ず確認したいチェックリスト7項目028-04-%20%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3

 ここからが本題となります。

 自社ローンの契約をする前に、最低限ここだけは確認しておきたい7項目をまとめます。

 淡路島の生活は「車が止まると困る」ことが多いため、特に重要です。

 1)車の所有権は誰にあるのか(所有権留保)

 完済するまで、車の名義(所有者)がどうなっているかについては必ず確認しましょう。

 「乗る人(使用者)」と「所有者」が同じとは限りません。

 所有権留保がある場合、完済後に所有権解除や名義変更などの手続きが必要になることがあります。

 「完済=自動で名義が切り替わる」とは限らないため、最初の段階で内容を把握しておくことが後々の安心につながります。

 2)支払いが遅れた場合の扱い(遅延損害金・連絡ルール)

 もし支払いが遅れたとき、どう扱われるのか。

 遅延損害金が発生する条件、起算日(いつから計算されるか)、利率、そして連絡のルールを確認することが重要です。

 「支払いが数日遅れたとき」の対応は契約条項で扱いが異なる場合があるため、何日遅れた時点で何が起きるか、どこに、いつ連絡するかに関しては具体的に聞いていただいて問題ありません。

 3)中途解約や乗り換え時の条件(精算・手続き)

 生活が変わったため乗り換えたい、仕事が変わったので車種を変えたい。

 将来を見据えた場合、そういった可能性はゼロではありません。

 中途解約できるのか、もし可能なら、その場合の精算方法はどうなるのか。詳細は条件次第ですが、残債の精算や手続きが必要となる場合もあります。

 この点をあらかじめ把握しておくと「契約途中で困るかもしれない」といった不安を減らせます。

 4)支払回数・支払総額("月々だけ"で判断しない)

 月々の金額だけで判断すると、支払回数や総額が見えにくくなる場合があります。

 支払回数(何回払いか)と、最終的な支払総額は必ず確認しましょう。

 淡路島ではガソリン代など日々の出費もあるため、「ローン+維持費」を含めた合算が家計を圧迫しないか、総合的な目線で考えることが安心に繋がる道です。

 5)修理・保証との関係(保証範囲/納車前整備)

 中古車は、状態によって今後の修理リスクが変わります。

 保証は付くのか、もし付くのであればどこまで対象なのか。整備の範囲はどうか。

 さらに「納車前にどこを整備するのか」も含めて確認しておきましょう。

 ポイントは「保証の有無」のみならず、保証の範囲と条件です。車が止まると仕事や送迎に影響するという方ほど、ここは重要です。

 6)名義変更や完済後の手続き(完済後まで含めて確認)

 完済した折には、何が必要となるのか。

 名義変更が必要となる場合、手続きの流れや必要書類なども確認しておくと安心です。

 「完済したら全て終わり」ではなく、完済後に必要となる段取りまで把握しておくと、後で慌てずに済みます。

 7)困ったときの相談窓口(連絡先・受付時間)

 支払いが厳しくなりそう、事故や故障が起きた、生活が変化した。

 万一、困った状況になった際、どこへ連絡すればいいかを事前に確認しておきましょう。

 連絡が遅れた場合、後々の手続きが複雑化する場合もあるため、「連絡先」「担当」「受付時間」を控えておくと安心です。


まとめ
 自社ローンは「契約前の確認」で安心感が大きく変わります028-05-%20%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E5

 自社ローンは、内容を理解したうえで契約するのであれば、心強い選択肢になり得ます。

 大切なのは、内容を確認しないまま契約を進めないことです。

 今回提示させていただいたチェックリストは、どれも難しい話ではありません。

 「所有権」「遅れたとき」「途中でやめたいとき」「総額」「保証」「完済後」「相談窓口」

 この7つを確認するだけでも、契約後の不安はかなり軽減されるのではないでしょうか。

 淡路島において早急に車を必要とされている方ほど、焦らず、契約前の確認を大切にしていただければと思います。


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