中古車選びの基本!走行距離と年式の「ちょうどいいバランス」とは?
2025/12/05
中古車を探すとき、まず目に入るのは走行距離と年式ですよね。
「とりあえず走行距離が少ないほうが安心でしょ?」
そう思われる方はとても多いです。もちろん「走行距離が少ない=悪くない」のは事実ですが、実のところ「数字が少なければ必ずいい車だ」という話でもないんです。
淡路島で暮らしていると、車は本当に大切な投資です。通勤も、子どもの送迎も、買い物も、すべて車にかかっています。だからこそ、数字が示す意味をしっかり理解しておきたいところです。
淡路島には電車がなく、移動手段は自家用車やバスが中心です。通勤、買い物、子どもの送迎など、日常の移動で車を使う機会が多いため、「車が生活の足になりやすい」地域と言えます。
つまり走行距離と年式を、ただの数字として見るのではなく、淡路島での使い方から逆算した"ちょうどいいバランス"を考えることが大切なんですね。
この記事では、走行距離と年式の関係について、なるべくわかりやすくお伝えします。加えて、あなたの生活スタイルに合わせた選び方もご紹介しますね。迷ったときに、いつでも戻って参照していただけるような内容にしました。
あなたはどのタイプ?淡路島での"車の使い方"を整理しましょう
淡路島と一口に言っても、使い方は人それぞれ。走る距離も、車にかかる負担も違います。
通勤メインタイプの方は、淡路市内の工場勤務や洲本方面への通勤など、毎日しっかり走ることが多いですよね。一般的にも通勤距離は人により幅がありますが、淡路島では「車通勤が中心」という事情から、毎日走る距離が増えやすい傾向があります。
保育園・学校の送迎+買い物中心タイプの方は、朝夕の送迎や、家とスーパーの往復が中心です。走行距離自体はそれほど伸びませんが、乗り降りのしやすさ、安全装備、車内の使い勝手などが重要になります。
仕事で荷物を積む・現場を回るタイプの方は、配達、農業、現場まわりなど、業務用途の場合は走行距離が伸びやすく、荷物の重さや路面状況で車への負担も大きくなります。
あなたはどのタイプでしたか?ここからは「タイプ別」に、走行距離と年式のちょうどいい判断ポイントを見ていきたいと思います。
通勤メインの方に向いている走行距離と年式バランス
毎日しっかり距離を走る方は、"少走行=安心"とは限らないことを押さえておくのが大切です。
中古車を選ぶときに、ついスペック表ばかり見ていませんか?「走行3万km」「年式5年落ち」といった数字を比較すると、つい「数字が小さい方が絶対いい」と思い込んでしまいますよね。
でも実は「少走行=自分に最適」とは限らないんです。
通勤で毎日使う車だからこそ、走行距離の数字より「どんなメンテナンスをしてきたか」が重要になります。エンジンの状態、足回りの疲れ、オイル交換が適切にされているか、燃費の安定性といった視点を持つことで、本当に必要な車が見えてくるんです。
走行距離が少ない車でも、メンテナンス不足だと状態が悪い場合もあります。逆に10万kmを超えていても、丁寧に整備されてきた車なら、まだまだ長く使えることが多いんです。
バランスの目安としては、あくまで一般的なイメージですが、年式が7〜10年以内で、距離が7〜10万km台、整備記録がしっかりしている車がおすすめです。年間1万km前後の走行が平均という一般的な目安に照らすと、このあたりの車は「実用品として長く使いやすい」ケースが多いです。
特に通勤で毎日使う場合は、信頼性が何より大切です。朝、車が動かなかったら仕事に行けませんよね。だからこそ、数字だけでなく、車の状態を総合的に見ることが失敗しない選び方につながるんです。
子どもの送迎・買い物メインのファミリーカー選び
一日の走行距離がそれほど伸びない家庭の場合は、距離よりも安全性・快適性・内装の状態を重視する方がメリットが大きいです。
ファミリーカーで重要なポイントは、衝突軽減ブレーキなどの安全装備、スライドドアの使い勝手、車内の清潔さ、チャイルドシート配置のしやすさといったところが挙げられます。子育て世帯に人気の装備は、各メーカーや安全解説でも推奨されています。
バランスの目安としては、年式が5〜8年以内で、距離が6〜9万km程度でも十分候補になります。安全装備と車内状態が良い車を選ぶことが大切です。
走行距離の数字より、家族が安心して使えるかどうかを軸に選ぶのがおすすめです。特に小さなお子さんがいる家庭では、車内の清潔さや使い勝手が毎日の快適さに直結しますから、実際に車を見て触って確認することが何より大事です。
雨の日の送迎を想像してみてください。スライドドアが電動で開閉できるか、子どもを抱っこしながら乗せやすいか、荷物を置くスペースは十分か。こういった日常の場面を思い浮かべながら選ぶと、本当に必要な機能が見えてくるはずです。
仕事用・軽トラックを選ぶときの考え方
軽トラは用途の性質上、「走行距離が多い=悪い」とは限りません。むしろ、どう使われ、どう整備されてきたかが寿命に強く影響します。
軽トラで必ずチェックするポイントは、荷台の傷やサビの進行、下回りのサビ、クラッチや足回りのヘタリ、オイル交換などの整備履歴といったところです。業務用途だとしっかり整備されている車も多く、距離より整備記録を重視した方が良いケースも少なくありません。
バランスの目安としては、あくまで一例ですが、距離が10〜15万km台でも実用性が高い場合があります。点検記録が明確で、荷台や足回りの状態が良い車なら、まだまだ長く使えることが多いんです。
軽トラは整備状況次第で長く使えることが多いため、状態を総合的に見ることが重要です。特に淡路島では農業や漁業で使われることも多いですから、実際の使用環境に合わせた選び方が大切なんですね。
仕事で使う車は「動かなくなったら困る」という点で、家庭用以上にシビアです。荷物を積んで現場に向かう途中で故障したら、その日の仕事が止まってしまいます。だからこそ、見た目の綺麗さより、実用性と信頼性を最優先で考えたいところです。
プロの目線で見る「年式・走行距離」以外のチェックポイント
カーマッチ淡路島本店では、数字だけでは見えない"車の本当の状態"を一緒に確認することを心がけています。
プロが特に見るポイントは、車検の残り期間、タイヤの溝や劣化、オイル交換の記録、下回りのサビ、エアコンや電装系のコンディションといったところです。
海に囲まれた淡路島では、潮風の影響で下回りのサビが進行しやすい環境であることが知られています。そのため、「走行距離◯万kmなら安心」「◯万kmは危ない」という判断だけでは不十分なんです。
車の総合的なコンディションを見ることが、本当の中古車選びです。特に淡路島のような海沿いの地域では、サビへの対策がされているか、定期的なメンテナンスがされているかが、車の寿命を大きく左右します。
また年式が新しくても、メンテナンスが不十分だったり、保管状態が悪かったりすると、思わぬトラブルにつながることもあります。逆に年式が少し古くても、丁寧に使われてきた車なら長く快適に使えるケースも多いと言えます。
たとえばタイヤ一つとっても、溝の深さだけでなく、ひび割れや偏摩耗がないか確認することが大切です。タイヤ交換には意外と費用がかかりますから、購入時の車両価格だけでなく、すぐに必要になる費用も含めて考えたいところです。
エアコンの効きも要チェックです。淡路島の夏は暑いですから、エアコンが効かない車では快適に過ごせません。試乗のときに、エアコンをしっかり動かして確認しておくと安心ですね。
まとめ——大切なのは「あなたの使い方に合っているか」です
中古車選びで多くの方が気にする走行距離と年式ですが、淡路島の生活では「あなたの使い方に合っているかどうか」がもっと重要です。
通勤が多いのか、送迎が中心なのか、仕事用として使うのか。生活スタイルの違いで「ちょうど良いバランス」は大きく変わります。
数字だけを見て判断するのではなく、実際の使い方、メンテナンスの履歴、車の状態を総合的に見ることが、失敗しない中古車選びにつながるんです。
日常生活で使う車だからこそ、自分の生活パターンに合った選択が大事です。仕事で使うのか、家族で使うのか、どんな場面で活躍させたいのか。そういった視点を持つことで、本当に必要な車が見えてくるはずです。
あなたの使い方を教えていただければ、最適な一台をご提案できます。お気軽にご相談ください。購入前に何度でも参照できるよう、いつでもお声がけくださいね。
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