【自社ローンをわかりやすく知りたい方へ】仕組みからメリット・デメリットまで完全解説
2025/12/07
「自社ローンって、ちょっと怪しいイメージがある…」
「仕組みがよく分からないまま契約するのは不安…」
こうした声はここ淡路島でもよく耳にします。正直なところ、聞き慣れない言葉だからこそ不安になるのは当然ですよね。
カーマッチ淡路島本店の店長、太田です。
淡路島には鉄道がなく、移動手段は自家用車やバスが中心です。つまり通勤も、子どもの送迎も、買い物も、通院も、日常生活のさまざまな場面で車が必要になる地域なんですよね。
であるからこそ「車が必要なのに、ローンに通らない」という状況は、生活そのものにダイレクトに影響する事態と言えます。
この記事では、淡路島で安心して読める自社ローンの仕組みと注意点の決定版として、メリットもデメリットもできるだけ具体的にお伝えします。
いいことだけを並べるのではなく、良くないポイントも含めて正直に話したいと思います。
自社ローンとは?まずは普通のカーローンとの違いからわかりやすく解説
自社ローンを理解するうえで大切なのは「誰がお金を貸しているのか」という視点です。ここがわかると、仕組みの違いがすっきり見えてきます。
銀行や信販系ローンの場合、おおまかな流れは以下の通りです。
お客様が信販会社や銀行で審査を受けて、信販会社が販売店に車両代を支払い、お客様は信販会社へ毎月返済していく。つまりお金を貸すのは信販会社や金融機関なんですね。このため過去のローンやクレジットカード、携帯料金などの信用情報が審査で重視されます。
一方、自社ローンでは流れが変わります。
お客様と販売店が毎月の支払い計画を直接相談して、信販会社や銀行は間に入りません。分割払いはお客様と販売店の間だけで完結します。
つまり販売店が車両代金を立て替えて、お客様が販売店に分割で支払う形式となるわけです。一般のマイカーローンとは仕組みが異なり、法律上は独自の分割払い契約といった位置づけになります。
ここで一つ覚えておいていただきたいのが、金利や総支払額の考え方についてです。自社ローンは一般的なローン商品と異なり「金利0%」と表記していても、手数料や車両価格の調整などによって総支払額が変わる場合があります。そのため金利の数字だけを単純比較すると正しい判断が難しくなることもあるという点は、知っておくと安心です。
自社ローンのメリット・デメリット——いいことだけではなく、注意点も正直にお伝えします
自社ローンには確かにメリットがありますが、デメリットや注意点もあります。ここでは両方をしっかりお伝えさせて頂きます。
まずメリットから見ていきましょう
信販系ローンが難しい方でも相談できる可能性がある
信用情報をあまり使わない、または重視しない独自審査のため、他のローンが難しい方でも現在の収入や働き方を踏まえて相談できるケースがあります。
今の支払い能力を重視した相談ができる
自社ローンでは今の勤務状況、現在の収入、これから支払っていけるか、といった現在の状況を軸に判断する傾向があるため、現在の支払い能力に応じたプランを検討可能です。
また、販売店が審査から契約・回収まで行うため、車選びと支払いプランを一緒に考えていける点も特徴です。「この車なら月々いくらになるか」「支払い回数を調整できるか」といった相談を、車選びと同時に進めることができます。
一方でデメリットや注意点もあります
総支払額が銀行ローンとは異なる場合がある
一般的なマイカーローンと仕組みが違うため、総支払額や条件に違いが出るケースがあります。これは店舗によっても異なります。
支払いを滞納すると車の利用に影響が出ることがある
これは銀行系ローンでも自社ローンでも共通することですが、延滞が続くと契約に応じた対応、たとえば車両の引き上げなどが必要になる場合があります。無理のない計画が何より大切ということです。
これらを整理すると、以下の通りとなります。
審査について:信販系ローンが難しい方でも相談しやすい反面、状況によっては利用できない場合もあります。見られるポイントとしては現在の収入や支払能力を重視しやすい一方、返済の見通しは厳しく確認されます。
支払いについて:車選びと支払い計画をまとめて相談できますが、滞納すると車の利用に影響する可能性があります。
条件や総額について:選択肢が増えて車を持つ可能性が広がる一方、銀行ローンと総額が異なることがあります。
淡路島でのリアルな使い方——カーマッチ淡路島本店がよく受けるご相談
淡路島では車が生活の中心になるケースが多いため、本当にさまざまなご相談をいただきます。
たとえば通勤用の車が早めに必要という方。島内の工場や店舗に通うための移動手段を確保したいというケースです。
加えて子どもの送迎や通院で毎日車が必要という方も多いですね。幼稚園、学校、病院など、送り迎えの場面が多いご家庭からのご相談もよくいただきます。
仕事と家庭で1台の車を使い分ける生活をされている方も少なくありません。「車がないと生活が回らない」という状況の方も本当に多い印象です。
具体的な事例をお話しすると、たとえばこんなケースがありました。過去に携帯料金で延滞があって信販系ローンに不安があった方なのですが、現在は安定して働いていており毎月の収入も問題なし。通勤で車が必要になったとのことで、ご相談に来店されました。
こういったケースでは「過去」だけではなく「今の働き方、これから支払えるか」をお客様と一緒に確認しながら支払い計画を検討していきます。
ここで私たちカーマッチ淡路島本店のスタンスをお伝えしておきたいのですが、私たちは「誰でも通ります」「絶対大丈夫です」といった言い方は決していたしません。
私たちが大切にしているのは、無理のない返済計画かどうか、車が必要な理由や生活状況はどうか、車がないことでどう困っているか、といったことを丁寧に伺い、あなたの生活にとって最も良い選択を一緒に考えることなのです。
自社ローンを選ぶときの3つのチェックポイント
自社ローンを検討するときに、確認しておきたいポイントをまとめておきます。
まず総支払額を確認すること。「金利0%」という表示だけを見るのではなく、最終的にいくら支払うのか、総額を必ず確認しましょう。月々の支払額だけでなく、トータルでいくらになるのかを把握することが大切です。
次に月々の支払いが無理のない範囲か考えること。今の収入、固定費、生活費を踏まえて、毎月確実に支払える金額か。繁忙期と閑散期で収入が変動する場合は、その点も考慮に入れたいところです。
そして契約内容をしっかり理解すること。支払いが遅れた場合どうなるのか、途中で支払いが難しくなったらどうするのか。こういった点を事前に確認しておくと安心です。
まとめ——自社ローンは魔法のローンではないけれど、状況によっては役に立つ選択肢です
ここまで、自社ローンの仕組み、銀行や信販系ローンとの違い、メリットとデメリット、淡路島でのリアルな利用イメージについてお伝えしてきました。
自社ローンは「誰でも必ず通る魔法のローン」ではありません。しかしながら状況によっては、車が必要な方の助けになる現実的な選択肢でもあるんです。
大切なのは、仕組みを理解して選ぶこと、無理のない支払い計画であること、不安な部分は地域事情を知るお店に相談すること。この3つだと考えています。
「自分が利用できるか分からない…」「相談だけでも大丈夫?」
もちろん大丈夫です。まずは話を聞いていただければ、それだけで十分です。
相談だけ、質問だけ、まずは確認だけ。すべて歓迎しています。無理なおすすめはいたしませんのでご安心ください。
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カーマッチ淡路島本店 太田達雄
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