日産ルークスのオルタネーター交換
2025/12/01
こんにちは、整備士のハッシーです。
今回は日産ルークスでバッテリーを変えてもすぐバッテリーがあがってしまう車両の整備をご紹介します。
◆ オルタネーターの役割
1. 車の電気を発電する
ヘッドライト・エアコン・オーディオ・パワステ・コンピューターなど、
車にはたくさんの電気が必要です。
これらに供給する電気を発生させているのがオルタネーターです。
2. バッテリーを充電する
エンジン始動後は、バッテリーは “補助” の役割に回り、
走行中のバッテリー充電はオルタネーターが担当します。
◆ 故障するとどうなる?
オルタネーターが発電しないと、車は電気不足になります。
よくある症状は:
・バッテリー警告灯の点灯
・ライトが暗くなる
・アイドリングが不安定
・バッテリー上がりが頻発
・走行中に突然エンジン停止(電気が尽きるため)
オルタネーター不良=「走行不能」につながる大事な部品です。
■ 作業内容
1. バッテリーマイナス端子を外す
まずは安全のため必ずマイナス端子を外します。
オルタネーター交換では必須の手順です。
2. ベルト・補機類の取り外し
ML21S は作業スペースがやや狭め。
運転席タイヤハウスから作業します。
3. オルタネーター本体を外す
配線コネクターと電源ケーブルを外し、固定ボルトを緩めて取り外し。
こちらが取り外したオルタネーターです。

4. リビルト品を取り付け
今回は リビルト品 を使用。
コストを抑えつつ品質も安定しているため、当店でもよく採用しているパーツです。
真ん中上くらいの綺麗なシルバーの部品です!

5. ベルト調整 → 電圧チェック
取り付け後はベルト張りを調整してエンジン始動。
充電電圧を測定すると 14.2V で安定!
無事に復旧しました。
■ まとめ
ヘッドライトが暗い、メーターのバッテリーランプ点灯など小さな異変があれば、早めの点検をおすすめします。
お困りの際はお気軽にご相談ください!
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