信用情報によくない履歴が乗ってしまう落とし穴5選

「ローンの審査が通らなくなった」

「以前はカードを作れたのに、今はダメと言われた」

そんな経験はありませんか?
実は、多くの人が気づかないうちに“信用情報”に良くない履歴を残してしまっていることがあります。

信用情報とは、あなたのクレジットカードやローンの利用・返済の履歴を記録しているデータのこと。
いわば「お金に関する成績表」です。
この情報を見て、銀行や信販会社は「この人にお金を貸しても大丈夫か」を判断しています。

そしてこの信用情報に「よくない履歴(ネガティブ情報)」が載ると、一定期間は審査に通らなくなってしまうのです。
今回は、そんな“落とし穴”を5つに分けて、分かりやすく解説していきます。


① スマホの分割払いをうっかり延滞

意外と多いのがこのケースです。
スマートフォンの本体代金を「分割払い」で購入している場合、それはれっきとした“ローン契約”です。

たとえ携帯料金の中に含まれていても、毎月の支払いが遅れると「延滞」として信用情報に記録されます。
たとえば支払いが2か月以上遅れると、CIC(信用情報機関)には「延滞」マークがつき、いわゆる“ブラック情報”として5年間残ることもあります。

携帯料金を「通信費」と思って油断している方は注意が必要です。
スマホ代を引き落としにしていて、口座残高が足りなかった……というのもよくある落とし穴です。

対策:
携帯・スマホの支払い口座は、常に残高に余裕を持たせておく。
引き落とし日を把握しておくことが大切です。


② クレジットカードの支払い遅れ

クレジットカードの引き落としが1回でも遅れると、カード会社は「遅延」として記録します。
特に2か月以上の遅れ(61日以上)は「延滞」として扱われ、信用情報に5年間残る可能性があります。

「たった1回だから大丈夫でしょ」と思いがちですが、金融機関の審査では非常にシビアに見られます。
カード会社によっては、たった1回の延滞でも今後の利用枠を減らされたり、カードが停止されることもあります。

また、口座残高不足だけでなく、「カードの利用停止を忘れて自動引き落としが失敗した」などの小さなミスも同様に扱われます。

対策:
引き落とし口座を複数持っている人は、どの口座から引かれるのかを必ず確認。
支払日前には、残高チェックを習慣にしましょう。


③ カードローンやキャッシングの借りすぎ

カードローンやキャッシングは、「少し足りないときの助け」になりますが、借りすぎると審査にはマイナスに働きます。

信用情報には「借入残高」「借入件数」「返済状況」などが細かく記録されています。
たとえ延滞していなくても、「複数の会社から借りている」「利用額が収入に対して多い」というだけで、将来のローン審査で不安要素と見なされます。

特に注意したいのが「リボ払い」や「キャッシング枠」。
知らないうちに残高が膨らみ、気づけば年収の3分の1を超えていることも。
この状態では、新しいローンの審査はかなり厳しくなります。

対策:
借入先を減らし、残高を計画的に返済。
「なんとなく」使っているリボ払いは早めに整理しましょう。


④ 奨学金・家賃・公共料金などの支払い遅れ

「ローンじゃないから大丈夫」と思われがちですが、これも落とし穴です。

近年では、奨学金(日本学生支援機構)や携帯、家賃保証会社の契約なども信用情報に登録されるケースが増えています。
つまり、奨学金の返済を延滞したり、家賃保証会社に立て替えてもらうような事態になると、信用情報に“延滞”として残る可能性があります。

また、電気・ガス・水道などの公共料金も、クレジットカード払いにしている場合は注意が必要です。
カードの引き落としが遅れれば、それも「クレカ延滞」として扱われます。

対策:
公共料金・家賃・奨学金などの支払いも「信用取引」の一部だと意識する。
支払い方法を見直し、確実に払えるスケジュールを整えましょう。


⑤ 短期間に何社も申し込みをする

意外と知られていないのが、「申込情報」も信用情報に記録されるということ。
ローンやクレジットカードを申し込むと、その履歴が6か月間残ります。

たとえば、1か月の間に5社へローンを申し込んだ場合、審査をする側はこう見ます。
「この人はお金に困っているのではないか?」

これを“申し込みブラック”と呼びます。
特に、短期間で複数申し込みをした人は、それだけで審査に落とされることもあります。

対策:
同じ時期に複数のカードやローンを申し込まない。
もし落ちた場合は、6か月以上あけてから再チャレンジしましょう。


信用情報は「人生の通帳」

信用情報は、ローンやクレジットだけでなく、将来的に住宅ローン・マイカーローン・携帯分割払い・分割購入など、あらゆる審査に影響します。
つまり、「過去の支払いの積み重ね」が未来の信用をつくるのです。

延滞などのネガティブ情報は、通常5年間で消えます。
しかし、その間はどんなに収入があってもローンが通らないケースがあります。
「うっかり遅れただけ」「つい忘れた」という小さなミスが、長い間あなたの信用を傷つけてしまうのです。

逆に言えば、日々の支払いをきちんと続けることで、信用は少しずつ回復していきます。
遅れずに返済し、カードを計画的に使う。
この積み重ねが、何よりも大切な信用の回復方法です。


まとめ:知らないうちに信用を落とさないために

信用情報によくない履歴が残る「落とし穴」は、次の5つです。

  1. スマホ代の分割払いの延滞
  2. クレジットカードの支払い遅れ
  3. 借りすぎ・リボ払いの使いすぎ
  4. 奨学金・家賃・公共料金の支払い遅れ
  5. 短期間でのローン・カード申し込み多発

どれも「つい」「うっかり」で起きてしまうことばかりです。
しかし、たった1回のミスが何年も影響することもあります。

信用情報は、一度傷ついても、正しい行動を続ければ必ず回復します。
そのためには、支払いを確実に行い、無理のない範囲で利用すること。
そして、今の自分の信用状態を一度確認してみることが第一歩です。

CICやJICCなどの信用情報機関では、スマホから簡単に「本人開示」ができます。
もし気になる方は、今すぐ確認してみましょう。

お金の信用は、あなた自身の未来を映す鏡です。

小さな意識の積み重ねで、信頼を守り、安心してローンやクレジットを使える生活を目指しましょう。

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