中古車の年式表記(H28、R1、R5など)を理解して賢く選ぼう!自社ローンで失敗しないための完全ガイド
2025/10/31
はじめに:年式表記を理解することが賢い中古車選びの第一歩です
中古車を選ぶとき、「H28」や「R5」といった表記を見て、「これって何年の車?」と戸惑ったことはありませんか。
私たちカーマッチ名古屋千種店では、毎日多くのお客様から「年式の見方が分からない」「どの年式を選べばいいの?」といったご相談をいただきます。
実は、この年式表記を正しく理解することが、中古車選びで損をしないための最重要ポイントなんです。
特に、自社ローンで車を購入される場合、年式は月々の支払額に直結します。年式が新しい車ほど価格が高く、月々の負担も大きくなります。逆に年式が古い車なら初期費用を抑えられますが、メンテナンス費用がかかる可能性もあります。
この記事では、中古車の年式表記の基本から、自社ローンでの賢い選び方まで、私たちが日々の販売現場で培ってきた知識を余すことなくお伝えします。お客様が安心して車選びができるよう、具体的な事例を交えながら分かりやすく解説していきます。
1. 年式表記の基本:元号と西暦の対応を完全マスター
平成と令和、どう読み解く?
日本の中古車市場では、西暦ではなく元号で年式を表記するのが一般的です。「平成(H)」と「令和(R)」の後に数字がついた形式ですね。
まず基本的な対応表を見ていきましょう。
よく見かける年式表記と西暦の対応
- H28年(平成28年)= 2016年
- H29年(平成29年)= 2017年
- H30年(平成30年)= 2018年
- H31年/R1年(平成31年/令和元年)= 2019年
- R2年(令和2年)= 2020年
- R3年(令和3年)= 2021年
- R4年(令和4年)= 2022年
- R5年(令和5年)= 2023年
- R6年(令和6年)= 2024年
特に注意が必要なのは、2019年です。この年は5月1日に平成から令和に元号が変わったため、「H31年」と「R1年」が混在しています。4月までに登録された車はH31年、5月以降はR1年と表記されることがあります。
年式が車の価格を決める理由
では、なぜ年式が重要なのでしょうか。
中古車の価格は、基本的に「新しいほど高く、古いほど安い」という原則があります。これは単純な話ではなく、年式によって以下のような違いがあるからです。
新しい年式の車は、最新の安全装備や燃費技術が搭載されています。また、消耗品の交換や大きな修理が必要になる時期もまだ先です。そのため、車両価格が高くなります。
一方、古い年式の車は、技術面では新しい車に劣りますが、その分価格が抑えられています。初期費用を最小限にしたい方には魅力的な選択肢となります。
私たちカーマッチ名古屋千種店の在庫を例に見てみましょう。
R5年式(2023年)のヤリスクロスハイブリッドでは、月々の支払想定額が126,250円となっています。一方、H28年式(2016年)のオデッセイなら、月々78,333円です。この差は約48,000円。年間にすると約57万円もの違いになります。
この支払額の差は、お客様の家計に大きな影響を与えます。だからこそ、年式選びは慎重に行う必要があるんです。
「年式」と「初度登録年月」の違い
もう一つ知っておきたいのが、「年式」と「初度登録年月」の違いです。
厳密には、中古車の「年式」とは、その車が初めて陸運局に登録された年月のことを指します。これを「初度登録年月」と呼びます。
例えば、2023年12月に製造された車でも、登録が2024年1月なら、年式はR6年(2024年)となります。製造年ではなく、登録年が基準になるということですね。
ただし、一般的には「年式=その車が作られた年」として理解されていることが多いので、販売店に詳細を確認することをおすすめします。
2. 年式別の特徴:あなたにぴったりの年式はどれ?
H28年式(2016年)前後:初期費用を抑えたい方の選択肢
H28年式は、現在から約8年前の車です。中古車市場では「低年式車」と呼ばれる価格帯に入ります。
H28年式のメリット
最大のメリットは、なんといっても価格の安さです。月々の支払額を大幅に抑えられるため、「とにかく車が必要だけど、予算が限られている」という方に適しています。
私たちの店舗では、H28年式のオデッセイ(2,400cc)を月々78,333円の支払想定額でご案内しています。この価格帯なら、アルバイト収入の学生さんや、子育て中で出費を抑えたいシングルマザーの方でも手が届きやすいですね。
H28年式の注意点
ただし、年式が古い分、いくつか注意すべき点があります。
まず、走行距離です。8年も経っている車ですから、走行距離が10万キロを超えているケースも珍しくありません。走行距離が多いと、タイヤやブレーキパッド、バッテリーなどの消耗品交換が近い将来必要になる可能性が高くなります。
また、最新の安全装備は搭載されていないことが多いです。自動ブレーキやレーンキープアシストといった技術は、2016年頃はまだ普及途上でした。
さらに、燃費性能も新しい車に比べると劣ることがあります。ガソリン代は毎月かかる固定費ですから、長期的には燃費の良い車の方がお得になることもあります。
こんな方におすすめ
- とにかく初期費用を抑えたい
- 月々の支払額を最小限にしたい
- 短期間の使用を考えている
- 運転経験があり、車のメンテナンスにも慣れている
私たちカーマッチでは、低年式車でも一台一台丁寧に品質をチェックしています。工場も併設していますので、購入後のメンテナンスもお任せください。
R1年式(2019年)前後:バランス重視の方に最適
R1年式は、令和最初の年です。現在から約5年前の車で、中古車市場では「中年式車」と呼ばれ、最も人気のある価格帯です。
R1年式の魅力
この年式の最大の魅力は、価格と品質のバランスの良さです。まだ比較的新しいため、車の状態が良好なことが多く、それでいて価格は新車や高年式車に比べてかなり抑えられています。
私たちの店舗で取り扱っているR1年式のエクストレイル(2,000cc)は、月々81,250円の支払想定額です。H28年式と比べても大きな差はありませんが、車の状態や装備はかなり充実しています。
2019年頃になると、自動ブレーキなどの先進安全装備が標準装備になってきた時期です。また、ハイブリッド技術も成熟してきて、燃費性能も向上しています。
R1年式のメリット
まず、メーカー保証が残っている可能性があります。一般的に新車のメーカー保証は3年または5年ですから、R1年式なら、まだ保証期間内か、期限切れ直後という状態です。
また、部品の入手も容易です。あまりに古い車だと、交換部品が生産終了していることもありますが、5年落ち程度ならその心配はほとんどありません。
さらに、リセールバリューも期待できます。将来的に車を手放すときも、それなりの価格で売却できる可能性があります。
こんな方におすすめ
- 価格と品質のバランスを重視したい
- 安全装備もある程度充実させたい
- 長期間乗る予定がある
- 将来的に売却も考えている
実際に、当店でもR1年式の車は問い合わせが多く、人気の高さを実感しています。「新しすぎず古すぎず、ちょうどいい」というのがお客様の声です。
R5年式(2023年)前後:最新装備と安心を求める方へ
R5年式は、まだ1~2年しか経っていない、ほぼ新車に近い状態の車です。「高年式車」と呼ばれる価格帯に入ります。
R5年式の強み
最大の強みは、最新技術が詰め込まれていることです。安全装備、燃費性能、快適装備、すべてにおいて最新世代です。
私たちが扱っているR5年式のRAV4(2,000cc)は、月々140,000円の支払想定額となっています。また、R5年式のヤリスクロスハイブリッド(1,500cc)は月々126,250円です。
確かに月々の支払額は高額になりますが、その分得られるメリットも大きいです。
最新の自動ブレーキシステムは、歩行者や自転車だけでなく、夜間の検知精度も大幅に向上しています。また、ハイブリッド車なら燃費も非常に良好で、ガソリン代を大幅に節約できます。
R5年式のメリット
まず、故障のリスクが極めて低いです。まだ新しいため、消耗品の交換もしばらく先です。メンテナンス費用がほとんどかからないため、月々の支払額は高くても、トータルコストでは意外とお得になることもあります。
また、メーカー保証もしっかり残っています。万が一のトラブルでも、保証でカバーされる可能性が高いです。
環境性能も優れているため、自動車税のエコカー減税や、自動車重量税の軽減措置を受けられる場合もあります。
こんな方におすすめ
- 月々の支払いに余裕がある
- 最新の安全装備を重視する
- 長距離運転が多く、燃費を重視する
- 故障のリスクを最小限にしたい
高年式車は、安定した収入があり、月々の支払いに余裕がある方に適しています。「少し高くても、安心を買いたい」という方にぴったりの選択肢です。
3. 自社ローンで年式を選ぶときの重要ポイント
月々の支払額と総支払額のバランス
自社ローンで車を購入する際、多くの方が「月々の支払額」だけを見てしまいがちです。しかし、本当に重要なのは「総支払額」と「維持費を含めた総コスト」です。
例えば、こんなケースを考えてみましょう。
ケースA:H28年式の車
- 月々の支払額:78,000円
- 支払期間:24ヶ月
- 総支払額:約187万円
- 予想される維持費(2年間):約30万円
- 総コスト:約217万円
ケースB:R1年式の車
- 月々の支払額:81,000円
- 支払期間:24ヶ月
- 総支払額:約194万円
- 予想される維持費(2年間):約15万円
- 総コスト:約209万円
月々の支払額はケースAの方が安いですが、総コストで見るとケースBの方がお得になる可能性があります。これは、新しい車の方が故障リスクが低く、燃費も良いためです。
お客様の状況に応じた最適な選択
自社ローンの大きな特徴は、お客様一人ひとりの状況に合わせて、柔軟にプランを組めることです。
収入が安定している場合
月々の収入が安定している方は、少し高めの年式を選ぶことをおすすめします。R1年式以降の車なら、故障のリスクも低く、長期的に安心して乗れます。
支払期間を短めに設定すれば、総支払額も抑えられます。例えば、月々の支払額を少し高めに設定して、24ヶ月で完済するプランなどです。
収入に変動がある場合
アルバイトや自営業など、収入に変動がある方は、月々の支払額を抑えることを優先しましょう。H28年式などの低年式車を選び、支払期間を長めに設定することで、毎月の負担を軽くできます。
ただし、この場合は維持費の積み立ても忘れずに。古い車は突然の修理が必要になることがありますから、月々5,000円程度は修理費用として貯金しておくと安心です。
子育て中のシングルマザーの場合
お子さんを育てながら働いているシングルマザーの方には、R1年式前後の車をおすすめすることが多いです。
理由は、信頼性の高さです。車が故障すると、お子さんの送り迎えや通勤に支障が出てしまいます。少し価格は高くても、故障リスクの低い車を選ぶ方が、結果的に安心です。
私たちカーマッチ名古屋千種店は、「自社ローンと厳選中古車で、子育てと仕事を頑張るあなたの移動を全力で応援します」をモットーにしています。お客様の状況をしっかりお聞きして、無理のないプランをご提案します。
学生の場合
アルバイト収入で車を購入する学生さんには、H28年式前後の低年式車が現実的な選択肢となることが多いです。
ただし、車種選びが重要です。排気量が小さい車(1,500cc以下)を選ぶと、自動車税や保険料も安く抑えられます。例えば、ヤリスクロスハイブリッドのような1,500ccの車なら、維持費も比較的リーズナブルです。
頭金の有無で変わる選択肢
自社ローンでは、頭金の有無によって選べる車や月々の支払額が大きく変わります。
頭金なしの場合
頭金なしでも車を購入できるのが、自社ローンの大きなメリットです。ただし、頭金がない分、月々の支払額は高くなります。
この場合、低年式車を選ぶことで月々の負担を軽くするのが一般的です。H28年式やH30年式の車なら、頭金なしでも無理のない支払いプランを組めることが多いです。
頭金ありの場合
頭金を用意できる場合は、選択肢が大きく広がります。例えば、50万円の頭金があれば、R1年式やR3年式の車でも、月々の支払額をかなり抑えられます。
頭金があれば、総支払額も減りますし、審査も通りやすくなります。可能であれば、少額でも頭金を用意することをおすすめします。
4. 年式選びでよくある失敗とその対策
失敗例1:月々の支払額だけを見て古すぎる車を選んでしまう
「とにかく月々の支払いを安くしたい」という理由で、H26年式(2014年)やH24年式(2012年)など、10年以上前の車を選んでしまう方がいます。
確かに車両価格は安いのですが、10年落ちの車は故障リスクが非常に高くなります。エアコンの故障、エンジンのトラブル、電装系の不具合など、高額な修理が必要になることも少なくありません。
対策
月々の支払額を抑えたい場合でも、H28年式(2016年)より新しい車を選ぶことをおすすめします。私たちの経験では、H28年式以降の車であれば、適切なメンテナンスをしていれば大きなトラブルは少ないです。
また、当店のように工場併設の販売店で購入すれば、購入後のメンテナンスも一貫してサポートできます。
失敗例2:新しすぎる車を選んで支払いが苦しくなる
逆のパターンとして、「どうせ買うなら新しい車を」と、収入に見合わない高年式車を選んでしまうケースもあります。
R5年式やR4年式の車は確かに魅力的ですが、月々の支払額が10万円を超えることも珍しくありません。ボーナス月の支払いを多めに設定しても、ボーナスが減額されたり、予想外の出費があったりすると、支払いが苦しくなってしまいます。
対策
自社ローンの支払額は、月収の20~25%以内に抑えるのが理想です。月収が30万円なら、月々の支払額は6~7.5万円程度が目安になります。
この予算内で収まる年式の車を選びましょう。無理な支払いプランは、結局お客様自身を苦しめることになります。
失敗例3:年式だけを見て走行距離を軽視する
「R1年式だから安心」と思って購入したら、走行距離が10万キロを超えていた、というケースがあります。
年式が新しくても、走行距離が多ければ消耗品の交換時期は早く来ます。年式と走行距離、両方のバランスを見ることが大切です。
対策
一般的に、年間走行距離は1万キロが目安とされています。R1年式(2019年)の車なら、現在の適正走行距離は5~6万キロ程度です。
これを大きく超えている場合は、価格が安くても慎重に検討しましょう。逆に、走行距離が極端に少ない場合も、長期間放置されていた可能性があるため、注意が必要です。
私たちカーマッチでは、年式と走行距離のバランスを考慮して、一台一台丁寧に車両を選定しています。
5. カーマッチ名古屋千種店の透明性のある価格設定
なぜ「お客様のご状況により価格が変わる」のか
私たちのウェブサイトや広告を見ると、「お客様のご状況により価格が変わります」という記載があります。これを見て、「結局いくらなの?」「後から高額請求されるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。
でも、これは決して不透明な価格設定をしているわけではありません。むしろ、お客様一人ひとりに最適なプランを提供するための、透明性のある仕組みなんです。
自社ローンでは、以下の要素によって総支払額が変わります。
- 頭金の有無と金額
- 支払期間の長さ
- 保証内容のグレード
例えば、同じR1年式のエクストレイルでも、頭金50万円で24ヶ月払いと、頭金なしで36ヶ月払いでは、総支払額が大きく変わります。
私たちは、まずお客様の現在の収入状況、貯金、月々の支払い可能額などを丁寧にお聞きします。その上で、無理のない支払いプランを複数ご提案します。
見積もりの内訳を全て開示します
「自社ローン やばい」という検索をする方がいるのは、一部の悪質な業者が、後から高額な手数料を請求するケースがあるからです。
私たちカーマッチ名古屋千種店では、見積もりの段階で、全ての費用の内訳を明確にお伝えします。
- 車両本体価格
- 諸費用(登録費用、税金、保険など)
- 自社ローンの手数料
- 保証料(オプションの場合)
これらを全て明記した見積書をお渡しします。「後から追加費用が発生する」ということは一切ありません。
工場併設だからこそできる安心のサポート
年式選びで悩むのは、「古い車を選んで故障したらどうしよう」という不安があるからですよね。
私たちカーマッチ名古屋千種店は、販売店に整備工場を併設しています。これは、お客様に大きな安心をもたらします。
購入後のメンテナンスや修理を、購入した店舗でそのまま受けられるんです。他の修理工場に持ち込む必要がないので、費用も抑えられますし、何より「車のことを分かってくれている」スタッフに対応してもらえる安心感があります。
H28年式などの低年式車を選ぶ場合でも、私たちがしっかりサポートしますから、安心してください。
まとめ:あなたに最適な年式の車を、一緒に見つけましょう
ここまで、中古車の年式表記の見方から、年式別の特徴、自社ローンでの選び方まで、詳しくお伝えしてきました。
最後にもう一度、重要なポイントをまとめます。
年式表記の基本
- H28=2016年、R1=2019年、R5=2023年
- 元号と数字で表記されるのが日本の中古車市場の特徴
- 年式は車両価格と月々の支払額に直結する
年式別の選び方
- H28年式前後:初期費用を最小限に抑えたい方向け
- R1年式前後:価格と品質のバランスを求める方に最適
- R5年式前後:最新装備と安心を重視する方へ
自社ローンでの注意点
- 月々の支払額だけでなく、総コストで考える
- 収入の20~25%以内の支払額に抑える
- 年式と走行距離のバランスを確認する
- 維持費も含めた予算計画を立てる
私たちカーマッチ名古屋千種店は、お客様一人ひとりの状況に合わせて、最適な車と支払いプランをご提案します。
「車が欲しいけど、ローンが心配」 「年式の選び方が分からない」 「自分に合った車を相談したい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
電話、LINE、メールでのお問い合わせも大歓迎です。遠方の方でも、全国対応していますので、お気軽にご連絡ください。
年式の選び方を理解すれば、中古車選びはもう怖くありません。あなたの生活に寄り添った、最適な一台を一緒に見つけましょう。
私たちは、自社ローンと厳選中古車で、あなたのカーライフを全力でサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。


