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安心して中古車に乗るために知っておきたい基礎知識
「車検を受けているから大丈夫」と思っていませんか?
実は、車検だけでは車のトラブルを防ぎきれないことがあります。
この記事では、「車検」と「点検」の違いをわかりやすく解説し、あなたの車を長く安全に乗るためのポイントをお伝えします。
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1. 車検とは?(安全基準を満たすための検査)
• 目的:国が定めた安全基準を満たしているか確認するための検査
• 内容:ブレーキ・ライト・排ガスなど、安全に走行できるか最低限のチェック
• タイミング:新車登録から3年、以降は2年ごとに実施
• イメージ:「公道を走るためのパスポート」
POINT
車検は「今、安全に走れる状態か」を確認するもので、「これから先も安心」という保証ではありません。
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2. 点検(法定点検)とは?(故障を防ぐためのメンテナンス)
• 目的:消耗部品の劣化や異常を早期発見し、故障を未然に防ぐ
• 内容:エンジンオイル、タイヤの摩耗、バッテリー、ブレーキパッドなど
• タイミング:12ヶ月ごとに実施(法定12ヶ月点検)
• イメージ:「車の健康診断」
CHECK
点検を怠ると、「車検は通っていたのに突然エンジンが止まった!」というケースも。
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3. 車検だけでは不十分な理由
• 車検では、バッテリーの寿命やオイルの汚れ具合までは詳しく見ません
• 消耗品の交換を先延ばしにすると、高額修理につながることも
• 定期点検を受けていた車は、中古車市場でも高く評価されます
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4. まとめ:車検+点検が安心への近道
• 車検=「乗るための条件」
• 点検=「長く乗るための条件」
• どちらも大切にすることで、安全・快適・経済的に車を維持できます。