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長距離ドライブ前に要チェック!空気圧を気にすべき理由とは?
連休や週末を使った長距離ドライブは、日常を離れたリフレッシュにぴったりの過ごし方です。
しかし、いざ出かけようとしたときに「空気圧って見たことがないかも…」という方も少なくありません。
実はこの“空気圧”、ドライブの安全性と快適さを左右する重要なポイントなのです。
この記事では、「なぜ長距離ドライブ前に空気圧をチェックする必要があるのか?」という理由と、そのメリット・注意点をわかりやすく解説します。
空気圧とは何か?
タイヤの中には「空気」が入っており、その圧力が適切に保たれている状態が“適正空気圧”です。
この空気圧は、車種・タイヤサイズ・積載量などに応じて、メーカーが推奨値を定めています。
運転席側ドアの内側にあるシールや取扱説明書にその数値が記載されています。
なぜ空気圧が重要なのか?
空気圧は、次の3つの理由から長距離ドライブ前に特に注意が必要です。
1. 燃費に大きく関わる
空気圧が低い状態で走行すると、タイヤがたわみ、転がり抵抗が増加します。
その結果、エンジンの負荷が増し、燃費が悪化する原因になります。
特に長距離運転では、その差がガソリン代に大きく反映されてしまう可能性があります。
2. タイヤの摩耗・破損リスクが増える
空気圧が不足していると、タイヤの端ばかりが接地して偏摩耗を起こします。
また、走行中にタイヤが発熱しやすくなり、バースト(破裂)のリスクも高まります。
特に高速道路では、このようなトラブルが大事故に直結することもあるため、非常に注意が必要です。
3. ハンドリングやブレーキ性能が落ちる
空気圧が適正でないと、タイヤの接地面が本来の状態でなくなり、カーブでの安定感やブレーキの効きにも影響が出ます。
長距離移動中の雨天走行や急ブレーキ時に、本来の性能が発揮されないことは非常に危険です。
空気圧チェックのタイミングとポイント
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チェックのタイミングは「出発前の冷えた状態」がおすすめ
タイヤは走行すると熱で膨張し、空気圧も一時的に高くなります。正確な数値を確認するには、走行前の冷間時に点検しましょう。 -
空気圧は月に一度を目安にチェック
日常的な通勤や買い物でも、知らず知らずのうちに空気圧は下がっていきます。特に気温が下がる冬場は自然減圧も起こりやすいため、定期的な確認が理想的です。 -
トランクに荷物を積んだら、空気圧を少し高めに
車両が重くなるとタイヤにかかる負荷も大きくなります。メーカー推奨値の「高速走行時」または「荷物積載時」の数値に合わせるとより安全です。
空気圧チェックの方法
セルフスタンドや整備工場など、多くの場所で無料または低料金で空気圧をチェック・補充できます。
- 運転席側ドアの内側ステッカーで適正値を確認
- 給油所などにあるエアゲージを使用
- 指定値に合わせて空気を充填(または抜く)
慣れない方は、スタッフに「空気圧を見てもらえますか?」と声をかければ、丁寧に対応してもらえます。
まとめ|安全で快適なドライブのために、空気圧は最重要項目
長距離ドライブは、車にとっても負担がかかる移動です。
その中でも、タイヤの空気圧は「燃費・安全・快適性」を左右する最も重要な要素のひとつです。
出発前のちょっとしたチェックで、事故のリスクを減らし、気持ちよく運転を楽しむことができます。
大切な人との時間を安心して過ごすためにも、ぜひ空気圧の確認を習慣にしましょう。
カーマッチでも出発前点検・ご相談受付中
「空気圧の見方が分からない」「自分でやるのは不安…」という方は、ぜひお近くのカーマッチ店舗へお越しください。
スタッフが丁寧に点検・アドバイスを行います。
長距離のお出かけ前に、万全の準備で安心ドライブをお楽しみください。