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【運転中に急な雷雨・雹に遭遇したら?】冷静に対応するための対処法
日本の夏は天気が急変しやすく、運転中に突然の雷雨や雹(ひょう)に見舞われることもあります。視界が悪くなり事故のリスクが高まるだけでなく、車両へのダメージや落雷などの危険性も。以下では、雷雨・雹それぞれの正しい対処法をご紹介します。
■ 雷雨のときの対処法
1. ワイパーとライトをすぐON
強い雨が降ってきたら、ヘッドライト(またはフォグランプ)**を点灯し、ワイパーを最大速に設定。前方・後方からの視認性を確保しましょう。
2. ハザードを点けて一時停止も視野に
前が見えないほどの豪雨や雷が近くで鳴っているときは、安全な場所に停車して様子を見ることが最も安全です。路肩やコンビニ駐車場、SA・PAなどを利用してエンジンを切り、車内で待機を。
3. 車内での落雷対策
車は金属で覆われた「ファラデーケージ」のような構造のため、車内にいれば比較的安全とされています。ラジオのアンテナや金属製の外部機器に触れないようにして待機しましょう。
■ 雹(ひょう)のときの対処法
1. 雹が当たり出したらすぐに避難
走行中にバチバチと車体に当たる音がしたら、すぐに近くの建物の軒下や屋根付きの駐車場などへ避難しましょう。雹のサイズによってはボンネットやフロントガラスに凹みや割れを引き起こすことがあります。
2. 雹に当たるのを防ぐには?
- カーシェルター(簡易カーポート)や、
- 毛布・ゴムシートなどを車体に被せて防御する方法も有効(ただし走行中はNG)。
3. 雹で破損したら?
- ガラスが割れた場合は絶対に運転を続けず、レッカーを呼ぶ。
- 車体に傷がついた場合は早めに保険会社に連絡を。雹は「自然災害」として車両保険で補償されることがあります。
■ 共通の心得:安全第一&慌てない
- スマホで天気アプリを活用し、リアルタイムの雷・雹の情報をチェック
- 窓は必ず閉める:水の侵入やガラス破損を防ぐため
- 高速道路では無理に進まない:PAに入り安全を確保
まとめ
状況 | 最優先すべきこと |
---|---|
雷雨が激しい | ライトON+安全な場所で停車・待機 |
雹が降ってきた | 屋根付きの場所へ避難 or 被害軽減の準備 |
運転継続が困難 | ハザード+安全な場所に停車して冷静に |
突然の天候変化に慌てないためにも、出発前の天気チェックと非常時の対応知識が大切です。
もし車両に被害が出た場合や、不安な点があればすぐにプロへ相談を!
お車の安心を、私たちがしっかり守ります!