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夏の渋滞対策!エンジンに負担をかけない運転術

2025/07/14

カーマッチ埼玉川越店

夏のドライブはワクワクするものですが、一方で気温の高さや長時間の渋滞は、クルマのエンジンに大きなストレスを与えます。特に渋滞では「エンジンが熱を逃がせない」「エアコンで負荷が倍増」など、トラブルの原因になることも。

今回は、「エンジンに優しい運転術」をご紹介。普段の運転に少しの工夫を取り入れるだけで、エンジントラブルのリスクを大きく減らせます!


夏の渋滞、こんな運転で乗り切れ!

出発前のチェックがカギ

  • 冷却系統を万全に
     渋滞中のエンジン加熱を防ぐには、ラジエーター液(冷却水)やエンジンオイルの量・劣化状態の点検が欠かせません。特に冷却水の交換時期を過ぎていると、オーバーヒートの原因に。出発前にボンネットを開けて、必ず確認しましょう。
  • バッテリーとファンベルトの確認
     長時間アイドリングが続く渋滞では、バッテリーやファンベルトも負荷を受けやすいパーツ。ライトやエアコンをつけっぱなしの状態に備えて、バッテリー残量やファンベルトの緩みも事前に見ておくと安心です。

渋滞時のスマート運転術

  • 「じわりアクセル」でトルク管理
     暑い時期の急加速は、エンジン内温度の急上昇を招きます。アクセルは軽く、じわじわと踏み込むことで、トルク(回転力)に無理がかからず、スムーズに進めます。
  • アイドリングストップが効果的
     停車時間が長くなりそうな時は、思い切ってエンジンを切るのも手。渋滞中のこまめなアイドリングストップは、エンジン温度の上昇を防ぎ、燃費改善にもなります。

熱と摩耗からエンジンを守るテクニック

エアコン使用時の“ひと工夫”

  • 最初は「窓開け走行」で熱気を逃す
     車内温度が高い状態でエアコンを入れると、コンプレッサーに大きな負担がかかります。最初の数分は窓を開けて自然換気。その後にエアコンを内気循環モードで稼働させると効率的に冷え、エンジンの負担も減ります。
  • 設定温度は26℃がベスト
     冷やしすぎは燃費の悪化と負荷の原因に。設定温度は26℃前後、風量は中~弱に設定するのがベストです。

渋滞を抜けるタイミングでの「ケア運転」

  • 渋滞明けの加速はゆっくりと
     停滞から解放された瞬間は気が緩みがち。ですが、急にスピードを上げるとエンジン温度が一気に上がり、内部パーツの摩耗が進みます。しばらくは2,000回転以下を意識して、じわじわと加速するのがベター。
  • こまめな休憩で「クールダウン」
     運転者の集中力も大切ですが、エンジンにも休憩が必要です。渋滞後すぐのサービスエリアや道の駅で15分ほどエンジンを切って休憩するだけで、熱ダレを防げます。

「予防整備」で夏トラブル回避!

どの店舗でも共通してお勧めしているのが、夏前の点検整備です。エンジンオイル・冷却液・ベルト類・バッテリーといった基本的なパーツは、夏の酷使で一気に消耗します。

また、AT(オートマチック)車ならATF(オートマオイル)の点検も要チェック。夏は変速ショックや滑りが出やすいため、事前のメンテナンスが効果を発揮します。


まとめ:クルマも「夏バテ」する?だからこそ“優しい運転”を

人間が暑さで体力を消耗するように、クルマも夏の渋滞ではパフォーマンスが落ちがちです。でも、

  • 出発前の点検
  • 渋滞中のアクセル操作
  • エアコン使用の工夫
  • 渋滞後の落ち着いた加速

これらを心がけるだけで、エンジンへの負担を大きく減らし、トラブルのない快適なドライブを楽しめます。


カーマッチ埼玉川越店へご相談ください!

「夏用の整備をしたい」など、お気軽にご相談ください。点検・整備のご予約も承っています!

夏も安心・安全なカーライフを、私たちがしっかりサポートします!