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真夏の車内に放置すると特に危険なもの!

2025/07/07

カーマッチ大阪交野店

真夏の車内はまるでサウナ!危険なものから命を守る

うだるような日本の夏。車に乗る際、エアコンをつける前に車内のモワッとした熱気に驚くことはありませんか?真夏の閉め切った車内は、短時間で想像を絶するような高温になります。ダッシュボードは80℃近く、チャイルドシートでも60℃を超えることがあるほどです。この高温は、私たちが思っている以上に身近なものを危険な状態に変えてしまいます。今回は、真夏の車内に放置すると特に危険なものをご紹介します。

1. スマートフォン・携帯電話、モバイルバッテリー

現代人の必需品であるスマートフォンやモバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を使用しています。これらは熱に非常に弱く、高温にさらされるとバッテリーが膨張したり、最悪の場合、発火・爆発する危険性があります。ダッシュボード上や直射日光の当たる場所に放置するのは絶対に避けましょう。故障の原因にもなります。

2. スプレー缶(制汗剤、消臭剤、ヘアスプレーなど)

手軽に使えるスプレー缶も、真夏の車内では凶器と化します。スプレー缶は高圧ガスが充填されており、高温になると缶内部の圧力が上昇し、爆発する恐れがあります。実際に、車内でスプレー缶が爆発し、窓ガラスが破損するなどの事故も報告されています。車内に置き忘れてしまっても、すぐに持ち出すように心がけましょう。

3. ライター

タバコを吸う方にとっては必需品のライターも、非常に危険です。特に使い捨てライターは構造がシンプルで、熱による変形や着火剤の引火によって発火する可能性があります。車内で喫煙しない場合でも、ライターの置き忘れには十分注意してください。

4. 飲み物・食べ物(ペットボトル、菓子類など)

一見無害に思えるペットボトル飲料も、車内に放置することで変質する可能性があります。特に未開封のペットボトル飲料は、高温によって成分が変化し、風味が損なわれるだけでなく、思わぬ化学反応を起こす可能性も指摘されています。また、チョコレートやアメなどの菓子類も溶けて車内を汚すだけでなく、食中毒の原因になることもあります。

5. メガネ、コンタクトレンズケース

メガネのレンズは、直射日光が当たると虫眼鏡のように光を集め、収れん火災を引き起こす可能性があります。ダッシュボードなどに置きっぱなしにするのはやめましょう。また、コンタクトレンズケース内の洗浄液も高温によって変質し、目の健康を害する恐れがあります。

真夏の車内、安全のためにできること

* 車を離れる際は、貴重品や熱に弱いものは必ず持ち出す。

* 短時間であっても、子どもやペットを車内に残さない。(これは「危険なもの」ではありませんが、最も危険な状況です。)

* サンシェードを活用し、車内温度の上昇を抑える。

* 換気を心がける。

真夏の車内は、まさに「動く危険物貯蔵庫」になりかねません。ちょっとした油断が重大な事故につながる可能性があります。これらの危険なものを車内に放置せず、安全で快適なカーライフを送りましょう。

今回の情報で、真夏の車内の危険性について再認識していただけたでしょうか?