中古車の修復歴は実際どう?MiX整備士が安全性・選び方をプロ目線で徹底解説
2025/12/11
中古車を探していると必ず目に入るのが「修復歴あり」という表示。
「なんとなく不安…」「事故車って危ないの?」と感じる方は多いですが、実は修復歴=危険な車ではありません。
むしろ、“どんな修復歴なのか”を正しく判断できれば、状態の良い車をお得に購入できるチャンスになります。
今回は、MiXの整備士が“プロの視点”で、修復歴の本当の意味・安全性・購入時の注意点まで徹底解説します。
中古車選びで損したくない方は必見です!
■修復歴とは?実は「全ての事故」が該当するわけではない
まず知ってほしいのは、修復歴=事故車ではないという事実。
業界では「車の骨格(フレーム)にダメージがあった場合のみ修復歴」と定義されています。
▼フレームに関わる主な部位
- フロントインサイドパネル
- フロントクロスメンバー
- ピラー(A/B/C)
- ルーフパネル
- フロアパネル
- リヤフレーム など
つまり、バンパー交換・ドア交換・軽度の板金などは、事故があっても修復歴には該当しません。
「修復歴=大事故」ではないため、まずは正確な内容を見極めることが重要です。
■修復歴車は危険?MiX整備士が実際のところを解説
結論、しっかり直されている車なら安全性に問題はありません。
特に最近の修復技術は非常に高く、プロの板金・溶接を経ている車は走行に支障がない場合がほとんどです。
▼安全性に影響するケース
- フレームの歪みが残っている
- 溶接不良で強度が低下している
- 足回りの取り付け角度がおかしい
- 事故による電子制御系の異常が未修理
こういった「修復の質」が悪い車は避けるべきですが、
MiXでは国家資格整備士が二重チェックを行い、基準を満たさない車は仕入れません。
■修復歴車のメリット|実は“かなり狙い目”
一般的に「修復歴あり」の車は相場より10〜30万円安いことが多く、
人気車種では50万円以上お得になるケースもあります。
メリットまとめ
- 価格が安いので予算内でグレードアップできる
- 年式が新しく走行距離の少ない車も手が届く
- 人気車種を格安で買えるチャンスが広い
「安全性に問題がない修復歴車」は、コスパ最強の選択肢です。
■MiX整備士が教える“良い修復歴車”の見分け方
中古車初心者では判断が難しい部分ですが、プロは以下を必ずチェックします。
①修理歴の詳細
どの部位を、どのレベルで修復したのか。
フレームの交換だけなのか、軽度補修なのかで大きく違います。
②修理業者の質
認証工場やディーラーで修理された車は品質が安定。
無資格工場の車は注意が必要です。
③走行テストでの異常確認
- ハンドルの戻り
- 直進安定性
- 異音の有無
- 下回りのサビや曲がり
MiXでは仕入れ時に専門整備士の点検表を必ず作成し、問題がある車は仕入れません。
■修復歴車を買うときに注意すべきポイント
- 修理内容が“曖昧”な店は避ける
- 価格だけで選ばない
- 試乗できる店を選ぶ
- 整備記録がある車を選ぶ
- 保証が充実している店が安心
MiXでは、修復歴がある車でも全車保証付きで販売しているため、初めての方でも安心です。
■まとめ|修復歴車は“ダメな車”ではなく、正しく選べば賢い選択
修復歴は「車の過去の情報」であり、車の良し悪しそのものを決める指標ではありません。
正しい知識を持って選べば、状態の良い車をお得に手に入れることができます。
MiXでは、プロ整備士が修復歴の“中身”までしっかり説明し、あなたに安心して乗れる1台だけをご提案します。
分からないことはLINEからいつでも相談可能です。

